大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

さよなら平成

2018-12-24 | 日記
泣いても笑っても怒っても、平成30年、あと10日も無し。
今年も夢中で駆け抜けて、なんにも思い出せない状態。
ふり返ってもふり返っても。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
楽しかったこと何も思い出せない。。。。。やっぱり呆けたかひわばあさん。。。。。
嫌な事何も思い出せない、、、、、、さいわいさいわい
淡々、粛々、落花流水太范々(ラッカリュウスイタダボーボー)
目の前のことにただ夢中で手足動かしているうちに一年過ぎる。。。
       さよなら平成ありがとう



今年も一年大きなかぶをご利用いただきましてありがとうございました。
この一年、毎日台所に立ち、家族の健康と笑顔溢れる食卓を調えんと奮闘し、
走り続けた皆さんに心より敬意を表しますとともに
伴走者として大きなかぶをご指名頂きましたこと、恐悦至極に存じます♪♪♪
毎週、毎月、毎年、皆さんの「おいしい」の一言に支えられて20年続いてきた大きなかぶです。
平成の幕が引かれ、新しい時代の風がどのように吹こうとも、
精神と身体の健康を育み支えられる食べ物を、届け続けられることが私たちの願いと喜びです。
      新しい年も、どうぞよろしくおねがいいたします


からだはお見通し

2018-12-16 | 日記
厳しい寒さがパウダースノーを連れてきた。ここ数年は重い雪ばかり。
しかし、日曜は気温上昇のためパウダーはすっかりベチャベチャとなる。
D型倉庫のすそを雪がふさいでくれたおかげで隙間風が来ない。

冬用の作業着を探しにふっとアウトレットのレラに行く。
どこへ行ってもなかなか気に入ったものは見つからない。
「ま、これにしとくか。。」と試着を終えて夫がレジに向かおうとしたとき
ふと横を見たら女性用のコーナーにダウンのモンペがぶら下がっている。
「あ、とーちゃん、これ。これがいいよ絶対!!」と口が叫び、「女物だろ」と渋る夫にLサイズを試着させる。
価格は最初のモノよりはるかに高いが、身体中が「これ買ってーー!!!」と意志表示。マチガイナイ・・
そして、迷わず自分の分も買う。帰り道、早くはいて0度近い倉庫で仕事がしたくてたまらなくなる。。。。
大正解。今まで何枚も重ねていた下半身はタイツの上にこれ1枚でぬっくぬく。からだはすべてお見通し。

ご先祖会議の決定事項、か、

2018-12-10 | 日記
一気に真冬日突入。。。来た来た来た、、、、、
どこを走っても路面はツルツルだ。
夫が前の車に追い越しをかけるたび、横で踏ん張った足がつりそうだ。
「大丈夫だあ、冬は滑りながら走るもんだ」不敵に笑う夫。雪道大好き。
(ったく、この種のじいさんには勧告も警告も命令も役たたず、、)
3、4年前の配達帰りの夕方、ブラックアイスバーンになった国道で
車線変更にうっかりいつものようなハンドル操作をしたらスピンした。
目の前にガードレールが迫ってきた。(ああああートーチャンに怒られるー!!)修理代が頭かすめる。
と、、つぎの一瞬で車体が180度回転し、右方向から流れてくる車の群れが視界に入る。
(おっっつとおーーー!はてどうなる!?)意外と冷製・他人事目線、、あ、冷静。
で、その次の一瞬、なぜか車体は進行方向に正しく向いて路肩の縁石に当たりコロンと横倒しになった。
(あら。。)シートベルトを外して助手席のドアに立ち、天井の運転席ドアを開けようとするが手が届かない。
ケイタイを探すも散らばった薩摩芋の下敷きになった様で見つからず、、ラジオは陽気に歌っている。
その時「大丈夫ですか?死んでるかと思った」と天井のドアが開き男の人が引っ張り上げてくれた。
「寒いからうちの車に乗って下さい」 男性の車は大きなクレーン車で、軽のワゴンをすぐに起してくれた。
ケイタイが見つからないというと、夫にも警察にもテキパキと連絡してくれている。
(なんていい人なんだ)
その後ろ姿に目をやると背中に「JAF」の文字。(え??)ひと仕事終え、丁度通りかかったのだという。
やって来た警察官が「奥さん今日は事故が多くて、JAF2時間待ちですよーー」と言った。
JAFのお兄さんに身体は本当に何ともないのか?とイヤというほど心配してもらったので充分満足し、
「修理代幾らかかると思ってるんだ!」と夫が開口一番予想通りのセリフでぼやいたのを鼻でフフンと笑った。
こちらもべつに謝りもせず、修理屋までJAFに運んでもらった車の野菜をさっさか夫の車に積みかえて
二人無言で家に帰り、バクバク夕飯食べたっけな。。。。。この時期になると思い出す。
(ころりと逝かせるにはまだまだ徳が足りぬ)と、ご先祖会議の決議決定。。。なのか。。

どうしようもなく面白い

2018-12-02 | 日記
一面が真っ白となり、いよいよ「冬」か。。。。
ストーブを焚くと土間が乾いて土埃がたつので冬は雪を敷く。
夏場はよもぎやミントを刈って土の上に敷き、香りを楽しんだりしたが
これからは無尽蔵に有る雪を敷く。加湿器要らず。外は宝の山だ。
まだまだ、、、と控えめに使っていた薪を思い切りよく燃やす。
ホームセンターで4、5千円のブリキの薪ストーブは犬たちのご飯焚き専用。
板切れを10分くらい燃やして余熱も使えばなんなく炊ける。部屋も温まる。
まだまだまだ、、、と買わずにいたペレットを買って焚き始めた。
(あ~~~~~あったかいなあ~~~~~冬は、、、、)毎晩つい冷たいビール飲んでしまう。。。。
一冬分の薪の調達と薪割りが年々大変になり、2011年秋に母屋の改築を機にペレットストーブを購入。
ストーブの名前は「CRAFTOMAN」クラフトマン。製造元は岩手釜石。電気を使わず、薪も焚ける。
丁度震災の後で製造再開が危ぶまれたが、その冬に間に合ってくれた。
始めは使い慣れずボーボーと焚いて部屋の中が一気に30度を超え、外気を入れて調整したりし、
1袋10kgで500円のペレットがどんどん減った。まったく何やってんだか。。。。ということだらけ。
年ごとに使い慣れ、丁度よく過ごせるようになる。身体の芯まで温まる。鍋ややかんもかけて置ける。
隙間だらけで断熱の甘い永野家の厳寒期を1日15k強で賄う感じだ。とても気に入っている。
北海道の冬は限りなく厳しくて、どこまでも温かくて、どうしようもなく面白い。。。。。