大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ビックリしたーーー!!

2020-10-19 | 日記
金曜日朝、家の前の道に何かの塊が現れ、(なんだ?)
二階の窓からよくよく見れば、キジの父さんだ。
じっと見ているこちらを、あちらから首をかしげながらじっと見ている。
すぐ近くに繋いである雄犬のクロベはキジに気付かないのか吠えもせず。
キジは(ごめんください、会いに来たんですけど、ご在宅でしょうか?・・)
と言っているかのように全く動かず、とにかくジッとこちらに視線を向けている。
「はいはい、今行きます」と玄関を出て近寄ると、くるりと翻って歩き出した。
国道に向かってトコトコと道の端を進んでいく。そういえばいつかの年もこんな光景に出会った。
毎年隣の牧草地横の藪の中でオクサンと雛を育てていたが、2-3年前から子育ては別な場所に移したようだ。
(藪の横に棲んでいた変な生き物、どうしているか??)と散歩の途中で気になって見に来たのか?

土曜日快晴、支笏湖畔を抜け北湯沢方面に走る。木々は黄色や赤に染まってきた。
山々は織る錦。美しすぎる。長い間農作業に気を取られ紅葉を観に行く発想は無かった。今その時が来た。
途中、三階滝公園の標識案内を見て、ふと行ってみたくなる。こういう事も今までは全くなかった。
日常の気分転換に暗くなるまで作業して、それから登別、洞爺湖、定山渓等と温泉に車飛ばし、朝一目散に戻る。
温泉で疲れた身体を緩め、家に帰る心配をせず酒が飲めるという、たったその一点の為のささやかな温泉1泊。
年取るっていいな。モミジ見に行く心の余裕。快晴に遊び呆けても罪悪感なし。だって年寄りなんだも~ん♪
三階滝公園の駐車場は大型観光バスも止まっていた。滝までの数百メートルを思い切り深い呼吸をしながら歩く。
熟した木々の香りが身体中を駆け巡った。細胞が喜び踊る。 滝も踊っている。ずっと見ていると心が滝になる。
滝のすぐ横に『全国に類なき甘露法水』と立て札。子孫繁栄の文字。全ての若い夫婦に成り代わり飲んでみた。
こんな大自然のエネルギー満々の場所でも、老若男女皆一様にマスクをつけている。不思議だ。。何しに来た?
向こうから大型バスから降りた30人くらいのマスクの団体さんが歩いてきた。すれ違いざま(ううう!!)息が止まる。
整髪料臭、化粧臭、香水臭、ニンゲン臭等々それらが混じり合って滝の周りは香害汚染の極地と化した。
大慌てでマスクをする。スタコラ遠ざかる。アアビックリしたーーー!!

衝撃に備えて!

2020-10-11 | 日記
「オレじゃあだめなんだ」 電話の向こうで夫がつぶやいている。
「なに??」  「今、代わるから。。」  電話口に男の人が出た。
隣町にフリーWi-Fiの申し込みに出かけた夫だったが、65才以上の人の場合
家族の同意が必要な決まりになったのだと丁寧な説明をもらう。
ギリギリ64才の妻に『Wi-Fiのご利用にはご異存はありませんか?』と確認。
「はい」と答えると、本来なら店頭で直筆のサインをしなければならないそうだが
お店の常連Tさんの紹介につき免除され、昼ご飯までご馳走になってきた。
ボケた年寄りに要らない物売りつける防止法は要るかも知れないが
これから先、80、90、100でも元気な老人社会にはもっと本質的なポイント押さえて見極めた応対してほしい。
上からのお達し文面の文字面だけなぞるなら、いつまでたっても成熟した社会は実現されず、、、、
夫、運転免許証の書き換えの前に高齢者講習の案内状は来るし、いよいよ本格的に「高齢者」
社会に手厚く守られて、真綿でぐるぐる巻きにされてぬくぬくボケボケ生きるも良し、最後の一暴れするも良し。

夫と同い年のY女史が朝早く札幌から車を飛ばしてやって来た。
女手一つで娘2人を育て上げ、仕事一筋、5月に仕事を辞めたとたんに無気力になった。
兎に角不安で誰かの側に居たい、大かぶの暮らしがニンゲンとして一番理想的、しばらく置いて欲しいと言う。
「70過ぎていきなりここの暮らしはどうかな?マンションでゴロゴロしていられるならそれが一番だと思うよ」と断る。
何でも手伝うから、と言われても段差だらけの敷地内で転んで骨でも折られたらと思えばじっとしてて欲しい。
虫だらけ、蜂も居る、ネズミも、蛇も、狐も鹿もアライグマも居る。それらに犬が吠えまくる。夜は暗い。
夜明けと共にオンドリが雄叫び上げる。頭の中の理想の暮らしはあっという間に木っ端微塵だろう・・くっくっく
何も無いプレハブでトイレは外だよ。それで良ければ2、3日だけ体験してみる?
「感謝!いいのいいの、誰かの側に居るだけで良いの。」と寝袋と水と食料を持ち、愛猫を連れてきた。
開口一番 「さみしいの、不安なの、ご飯が喉通らなくて1日600g痩せて今30何キロ」と元気に力強く言った。
毎晩眠れなくて薬飲んでるという。「眠れないなら好きなだけ起きてれば、会社行くわけじゃ無いんだし・・」
ご飯一日三食食べなければ痩せ細って死ぬんじゃ無いかという恐怖で無理矢理三食流し込むという。
ご飯よりその恐怖心だけで神経詰まって病気になれる。網に捕まったネズミは犬が近寄り吠えただけで死に至る。
そうして、あちこち動き回る私についてきて、「何がしたいのかな、わたし。なにが。。。」と何度もひわに聴く。
「あのさ、何百人に聴いてもYちゃんがやりたい事Yチャンにしか分らないよ、自分に聴かなきゃ」「それが難しい」
「肝心要の自分の腹の中にアクセスせずに、よくそれで70年も生きて来れたね。」「そうだねあはは!」
ひわの本気の本気愛のカミソリ毒舌も他人事?、、幸せなのか不仕合わせなのか、、、全く不明。
あの本もこの本も読み、あっちこっちのセミナーも受け、頭の中にはお役立ち情報がぎっしり。
なのにまだ納得がいかず正解を探している。あの人にもこの人にも相談し「最終的にひわさんなの」といわれても、、
超ノー天気に見えていても、悩み苦しみ七転八倒の若き日々を超えて現在に至る。答えは自分の中にしかない。
翌朝5時。彼女の車は無かった。「猫がさわいで一睡も出来ず、夜中に何かが外に来た、、」夢は爆破。

そろそろ地球もひっくり返る。衝撃に備えて!顔を上げて♪呼吸を深く♪地に足つけて♪新地球へGO!

受信完了

2020-10-05 | 日記
金曜日、ふと思い立って富良野の美術館を目指す。
8月に十勝岳温泉に行ったとき立ち寄ろうとして美術館の名前が思い出せず、グーグルに聞いても分らず、
昔その美術館の存在を教えてくれた友人にも電話したが覚えていないといわれ、、、もうやっていないのかも知れない 、、
以前、女友達とふたりで十勝岳温泉の帰りに立ち寄った畑の中の美術館。
廃校になった小学校が個人美術館として蘇り、多くの観光客で賑わっていた。
絵は、十勝の山々や畑や木々がモチーフになっていた。最初の部屋の大きな2枚の絵に釘付けになった。
懐かしいような、包まれるような、寂しいような、ずっと見ていたい絵だった。
あの絵にはもう会うことが出来ないのか、、一瞬心の中にぽかりと穴が開いたような気持ちになって家に戻った。
その後もう一度落ち着いて検索したらあった!
奥田修一 北海道風景画館。 よかった。今度こそいつか再び訪ねてみよう。
と思っていたら金曜日昼過ぎに突然衝動が来た。3時までに入館と書いてある。夫の運転ならギリギリ間に合うか。。。
駐車場にちょうど3時に着いた。まだOPENの札が掛かっている。「先に早く行け」と夫が言う。
助手席から急いで降りて建物の玄関に向かって走った。正面から男の人が歩いてきた。(奥田さんだ!)
歩き方、服装、纏っている空気から直感的に奥田修一さん本人だと感じたが、ドキドキして尋ねられなかった。
奥田さんはにこにことまた引き返してカギを開け、たった今照明を消して帰り支度をして出て来たばかりの
館内に灯りを付けてくれた。入館料400円を二人分払い、心を掴まれたあの絵の場所に向かった、が、無かった。
「ここにあった、あの、大きな、木の、夜の、、、宮沢賢治の世界のような、、あの絵はどこですか?」と尋ねたら
「・・・・・・ああ、、どれかなあ、、、、毎年新しいのに入れ替えているから。。。」と言われてよくよく考えたら
ここでその絵と出会ったのはもう15年も昔だった。ついこの間のことのような気がしていたが。。。。
15年前はスタッフの若い女性達が数人居て、中にある喫茶室でコーヒーを飲んだ記憶があるが、
喫茶室は今は使われていないようだった。自粛モードがこんな田舎にも浸透しているのを感じた。
スタッフの若い女性達がいる風景も華やいでいて悪くなかったが、今回はそれとは比べものにならないほどの贅沢な時間だ。
私たちふたりが一枚一枚の絵と出会っている時間を、奥田さんは受付にちょこんと座りずっと待っていてくれた。
もっともっと、今度こそ奥田修一という人を本気で知りたくなって、画集や書籍を買い込んだ。特典満載の会員登録もした。
帰り際、握手して下さいと頼むと、私の右手を両手で包んでくれた。涙がダラダラと流れた。

ここ数日、突然父を思い出し、もうこの世に居ない父に会いたいという気持ちがこみ上げてきた。
小さいときに別れて顔も声も覚えていない父。
3才くらいの自分が父に肩車をされ、たわわに実った柿の木の横で夕日を見ている一枚の絵のような記憶だけ。
が、特別に寂しいと思ったことはなかった。子供心に母の心中を想像し父を否定さえしてきた。
なのにこんなに年をとって突然無性に父が恋しくなった。
父は日々何を思い、考え、どんなことを美しいと感じる人だったのだろうか、娘を思い出すことがあったのだろうか。。。
会いたい。会えるはず。。。。量子レベルで会えるはず。。。。もうすぐさまざまなエネルギー情報も開示される。
そんなことを急に思い始めた時に長沼から100k離れた小さな美術館に引き寄せられた。
奥田さんに会って(ああ。。父だ。。)と感じた。自分より肉体年齢4っつも若い奥田さんの中に父が居た。
父は奥田さんの手のひらを借りて、明日を生きる愛と勇気と希望を娘に伝えようとしたのだな。。。。受信完了。


ニセアカシアの伝言

2020-09-29 | 日記
土曜の朝庭に出ると、小さな緑の葉が空を舞い花吹雪のように降ってきた。
見上げると正面のニセアカシアが大きく身体を揺らして葉を振りまいている。
まだ紅葉してもいないのに、、緑の葉を風の力を使って思い切り身体を揺らし
見上げている私の身体を包むように葉を降らせ、雨水の溜まったくぼみにも舞い降りて水面を緑で埋めた。
な、なんだ???・・・・
これは祝福か!これから始まる新しい世界への祝福なのか?
(そうだね!ありがとう!!)とニセアカシアに手を振った。
途端風が止み、ニセアカシアは静かに揺れている身体を止めた。

それからしばらくして、突然ドシンと大きな音がして、見るとニセアカシアが道を塞ぐように倒れている。13時だった。
そばに行くと根から少し上の幹がメリメリと裂けていた。ポストは無事だったがクルミの木が直撃され半分に折れた。
大きくなって電話線のじゃまをしていたクルミの木をなんとかしなければと思っていたらニセアカシアが仕事をした。
そして、電話線もちぎれていた。FAXとインターネットは不通となったが携帯電話はWi-Fi以外は普通に使える。
こんな時に夫は本州に出かけて居ない。チェンソーを使えるミズさんに連絡が取れた。
ミズさんが来るまで、ポストの手前まで倒れている木の小枝を手鋸で切り落としていく。ちょうどタイちゃんが来て、
ミズさんも来て、ミズさんが太い幹をチェンソーで切って、タイチャンがそれを怪力で路肩に並べてくれる。
昔は手を伸ばせば咲いている白い花に手が届き、はなの蜜を吸ったり、パスタや天ぷらで堪能した。
20年経ちニセアカシアは15mにも伸びた。直径は30~40センチはある。
最後に道に散らばった葉を竹箒で掃いたら、何事も無かったように町道は元の姿に戻る。16時。あっという間だった。

ソフトバンクひかりの電話線の復旧を申し込むのに何度コールしても音声が「只今混み合っております」とつながらず、、、、
やっとつながったと思ったら、『木が倒れて電話線が切れました』と言うと違う部署に3回まわされた。
その都度はじめから同じ事を3回繰り返した。で、この件に関して本気で困ってなんとかしたいと思っているのは自分だけ?
言葉も心も通じない電話口のロボットのような存在を当てにするのは止め、サッサと次の手を考えることに切り替わった。
ああ!新しい時代はこうなるのか!!と気付く。
この仕事はどこどこの仕事。と役割が決まっていてもその気のない人たちが何人集まろうが成し遂げることは出来ない。
国が行政が契約先が、夫が、、あの人が、、約束したのに、ハンコ押したのに、こうしてくれて当たり前、
と勝手に期待し、思い込んでいる古い観念を払拭する為に、ニセアカシアが命がけで伝えてくれたこと。。  
    2020.9.27 新時代到来

先祖のちょっかい

2020-09-14 | 日記
朝、ケイタイ電話の画面を開いたが、顔認証されず、何度開いてもされず、、
マスクしている訳でもない、、、、なんで~?と鏡を覗いた。
夕べ洗ったまま寝たから髪の毛ぐしゃぐしゃだった。手櫛で直したらOK出た。
じゃ、髪型変えたらどうなのよ、、、って話だ。アップル社の意向では有るまい。
(朝の身だしなみ、如何なものですかね。。)と重鎮御先祖達からの伝令か?
最近一番茶は自分が飲んで、2番茶回してたのがバレてたんだ、きっと。。。。
ああア、ったく、そんなことで平常心失っていたら病気になりますよ!
と、腹の中で神経質な先祖を笑った。自分が先祖になった暁にはこんなことでストレスは溜め込むまい。
その為に現世で夫を与えられ相当な修行を積んでいる。だから来たるべく御先祖稼業は楽勝だ。
茶も菓子も蝋燭も線香も有って良し無くて良しだ。いちいち先祖に報告するな。感謝も無用。拝まれても困る。
とは言っても、、、子や孫に全く思い出されなければ寂しいな。。。なにかしらちょっかい出したくなる。
あっ!!!!!そうか。 ご先祖さま寂しかったのかあ?? 
慌てて一番茶を差し出す。さっき自分が熱々のカボチャの煮物を食べて、さめた残りを一切れ添えた。
そして、昔、樹木希林がジュリーのポスターの前で腰を振りながら『ジュリイイイイイー~~』と叫ぶところを
『ご先祖さまアアアア~』と置き換えて心の中で(大好き!)ってハグをするいつもの自分流の先祖儀式を終えた。
その姿があちら側からどう見えているのか。心が伝わってニヤニヤしているのか、あきれて具合悪くしているのか、
こちらはこちらの素直な表現欲求のままに動いているので、我慢できなければまた何かちょっかい仕掛けてくるだろう。。。

おもひでホロホロ

2020-09-06 | 日記
金曜日一泊で北湯沢温泉に行く。GOTOなんちゃらで格安だった。
いつもぎりぎりまで畑で作業して、夕食の時間帯に滑り込むような段取りだが
今回は明るいうちに宿に着く。だからもう一軒の大きなホテルの温泉にも
湯巡りに行けた。道中が明るいと景色も堪能できて免疫力は数段上がる。
夕食はバイキングだった。この歳になると多品目バイキングはちょっとね~
だが、このホテルのバイキング料理は品数がごちゃごちゃと多くなくて
気に入った。串に刺したヤマメをテラスに熾してある炭火で自分で焼いて食べる。
卓上のコンロでたっぷりのキャベツと鶏肉を焼いて常に持ち歩いている塩をかけて食べたら旨くて3回焼いた。
ワインを飲みながらほとんどアツアツのキャベツと鶏肉だけを食べたが、家で食べるご飯と同じ満足感だった。
バイキング料理がいまひとつ満足できないのは熱いのか冷たいのかがぼんやりしているせいだと気づいた。
イカの刺身と諸々で生ビール飲んでいる夫は「よく食うな・・」と呆れている。じぶんも呆れた。
バイキング会場のホール係の50代くらいの小柄な女性の働きぶりが目をひいた。
結構広い会場をほぼ一人で切り盛りしていて、飲み物のオーダーを取りに来たついでに食べ終わったテーブル
をカチャカチャ音を立てずに片付け、さらに料理の置いてある電気コンロの火加減調節もそのついでにする。
そして、ビールサーバーで生ビールをつぎ、ほかの飲み物もしゃかしゃかつくり、運んで、片付けて、
足りないものをチェックして補充して、飲み物の注文受けて。。。これ見よがしでなく、ものすごい集中力で働いている。
彼女の仕事ぶりを見せてもらいながら元気をもらって、キャベツと鶏肉モリモリ食べれたんだ。。
朝食はいつもは食べないが、(一体どんなものが用意されているのか?)という好奇心で食堂に行く。
ご飯とみそ汁と気の利いた(手作りの)漬物か佃煮などあれば常に持ち歩いている梅干しだけで十分だ。
温泉も熱湯好みにはうれしい熱さ。露天風呂の周りに茂っているらしい葛の花が天然の芳香を放っていた。
朝6時から11時チェックアウトまで3度風呂に入る。ホロホロ山荘お気に入りに登録だな。。。
2020夏の思い出。

さよなら晋ちゃん

2020-08-30 | 日記
晋ちゃん辞意表明。ああ言う人、こう言う人、、どうだ・こうだ・そうだ・なんだ・・
そういう自分もアベノマスク等々(プッ!何それ~)と鼻先で笑ったりした。
農家のばあさんにまで笑われて続けられる心臓(晋三)って人間とは思えない。
大真面目にサイボーグだって言う人までいる。心持ってたら絶対出来ないよ。
体調崩して決断というのが本当ならば(嘘だとしても)半分人間だったのか?
あんな仕事に就ていたら仮病使ってでも休みたくなる。やってられない。
うちのジイさんには絶対無理。自分も無理。周りザっと見渡しても、誰も無理。
みんな好きなこと言って、げらげら笑って、自分勝手に生きている。(ハハハ、それは大きなかぶだけか?)
【国民アンケートで人柄が信用できない】って事あるごとに全国放送で流されて、恥ずかしい。自分なら国を出る。
精一杯頑張ってるのに、、もういいや。国民のためになど働くもんか。好き勝手してやる!と誘導されたか。
そんな夫の姿を見れば、哀れで悲しくて恥ずかしくて妻なら死んでしまいたい。(アキちゃんもサイボーグ??)
あの醜い国民アンケート項目を作った人物こそ人柄も人格も信用できない。品位も美学も知能も欠落している。
もっと悪い人晋ちゃんの周りに沢山居るんだろうね。冬瓜のようにどんな味付けにもなじんでしまうタイプだね。
臨時記者会見テレビで見たけど、、、晋ちゃんって根は悪い人じゃないような気がする。憑りつかれたね。
究極孤独な世界で奮闘した晋ちゃんの立場をちょっと想像しただけで身の毛がよだつ。なぜだか泣けてくる。
今となっては、ほんとにホントにご苦労さん。マスク2枚ありがとね晋ちゃん。笑ったりしてごめんね晋ちゃん。
幸せになってね晋ちゃん。暑いからアキちゃんを大切にね、さよなら晋ちゃん。  

キキカンが生命力を高める

2020-08-24 | 日記

あっという間に涼しくなる。スイカもかき氷も出る幕無しだったな。。。。
5年前に植えた梨が初めて小さな実を沢山つけた。
花は咲くが実をつけないプルーンにもはじめて小さな実が数個ついた。
ビニールハウスの中で育った山椒も今年は今までで一番実をつけた。
ハウスを解体したので、山椒は冷たい外気にさらされ危機感感じたのか。。
危機感と言えば、磯貝昌寛さんの「自然治癒力を高めるマクロビオティック」
の著書の中に大きなかぶの羊のシュン(お爺さん)の話が出てくる。
ある年の夏、札幌の親子連れ数組で毛刈りをした時、糞や尿で汚れたシュンのお尻周りの毛は誰も刈りたがらず
若いお母さんのTさんが「私やります!」と鋏を動かしていた時、うっかりシュンの睾丸を傷つけてしまった。
その時、超超超びっくりしたシュンが翌年奥さんのメリーとの間<に赤ちゃんができたというオハナシ。

『この話を聞いて私は生命の危機感こそが生命力を高めると確信しました。不妊の男女が断食や半断食を通して
子供を授かることは珍しくありません。食を断つということは命の危機の最たるものです。
この危機感を体験することは人生においてとても大切なことです。ましてや、病気や不妊など、心身の問題を
抱えている人は、この危機感によって眠っている遺伝子を呼び覚ますことは、改善への大きな一歩となるのです』

第5章の〈命の欲求を見つめる生き方〉の中で 生命力を高める、タマゲタお話というタイトルがつけられている。
磯貝さんはこのシュンの話しがお気に入りで「タマ消る」という言葉はここからきているのでしょうか?とジョーダン飛ばし、
シュン夫婦に子どもが生まれたことを「これがホントのタマゲタ!」と落ちまでつけてくれています、、、ははは
この話しを何度も聞いたと、断食等に参加した人が耳タコで覚えているくらいだ。
2年前、アライグマと戦って負傷し逝ってしまったシュンも命のお話に貢献出来て嬉しさにシュンと鼻をかんでいるかも。。

磯貝昌寛著「自然治癒力を高めるマクロビオティック 基礎編【生食医学の理論と実際】」 ミネルヴァ書房2500円
難しそうなサブタイトルまでついていますが、内容はわかりやすくて面白いです。
磯貝さんは48時間かかって仮死状態で生まれ、さらに仮死状態で2日目に羊水を吐き切り産声を上げたたそうです。
常に病院通いだった幼少期から青年期には否が応でも命とは何かを考えさせられる家庭環境だったといいます。
15歳で桜沢如一の著書「永遠の少年」と出会い、20歳で故大森英桜に出会い師事し心身を立て直した44年の歩み
の様々なエピソードがちりばめられています。
「生まれてすぐに2日間の断食を経験した私が、今断食指導がライフワークとなっているのは宿命のような気がしています」
と断言される通り、磯貝さんの生命力は見事に取り戻され、なんと5人(6人だっけな、、?)の子宝に恵まれた。脱帽。

85日

2020-08-17 | 日記
先週鵡川町に居たはずのTちゃんがすでに安平町に到着している。
「もう少しだね!」とLINEすると「明日長沼温泉で最後の宿泊!!」と返事。
コロナでマンションに閉じこもっている事に閉口したTちゃんのご主人(75)が
徒歩で北海道一周に挑戦したいと言い出し、夫の願いを叶えるべく、
5月半ば、ワゴン車に鍋釜積み込み北広島を出発し、北海道をぐるりと時計周りで85日かけて踏破した。
一日30キロと決め、まずは30キロ地点までTちゃんが車を移動させる。
歩いて進んでくる夫の所まで自分も歩き、合流して二人で車まで歩く。
洗濯物が溜まったらコインランドリー、途中で圧力釜の蓋を車で轢いて壊してしまいご飯は真空パック利用。
どこに行っても有るコンビニも助かったと言った。その土地の名物等にはほとんど関心の無い夫。基本は車中泊。
後半暑くなってきて車中は無理となり温泉旅館等利用。夫の経費試算額の1/4(70万)で賄った。内助の功。
「歩き始めは何でも新鮮だったけれど、、だんだん「日常」になったわ。淡々黙々ただひたすら歩く。」
「山はお尻で登るんだけれど、歩くのは膝下って感じだった。」ふうん。。二人は ほぼ週一で道内外の山に登ってきた。
「平地をいくら歩いても山はお尻の力が無いと登れないと思った」(そういうものかあ、、、)

7月半ば、湧別辺りで大喧嘩して「もう止めた!」と、最寄りの駅に夫を降ろしTちゃんは車で北広島のマンションへ。
翌日「この荷物ちょっと預かって!後で処分するから!」とオットの大切なCDを全部長沼に持ってきた。
大まかな事情は聴いたが、Tちゃんの腹の虫は治まらない。「疲れたんだよ、温泉で緩もう」3人で長沼温泉へ。
しかし、温泉で身体の疲れは癒やせても心が泣いている。このまま独りのマンションには帰りたくない。。。
「こんな時にはジンギスカン!」 長沼の武八でジンギスカン徳盛り?を二皿ボーボー焼いて、3人で平らげる。
「ああ、元気になってきた!二人に聞いて貰って気が済んだ!!」Tちゃんは3人分の勘定を気前よく払ってくれた。
JRで戻ったオットと仕切り直してまた歩き始めたと翌日連絡が来た。羊食われて犬も食わない喧嘩おさめる、、か。
本州から来客等来ない限り滅多にジンギスカンを食べる機会は無くて、それほど好きでは無い。
だがその時のジンギスカンは本当に美味しくて、翌週思わず夫と武八に行った。が、3人で食べた時が断然美味かった。
また二人が喧嘩して、、今年3度目のジンギスカン食えるか?。。が、期待は外れた。
85日ぶりに自宅マンションに戻り、「家の冷蔵庫空っぽだから買い物に行っていい?」とやって来たTちゃん。
「久しぶりに○○のラーメン食べてくる?」とオットを近所のラーメン屋に誘ったら「あんな遠くまで歩きたくない」と言った。ははは!!
いつも聴いているジャズのCDがないので新聞もただ眺めていて読まずしょんぼりしている。
「ありがとう、あなたがいたからやり遂げることが出来ました。ひとりでは出来ませんでした。本当にありがとう」
「家に帰ってきてからね、あらたまってそう言うのよ、、、そう言われたらね、、なんだかさ、、、」
怒りにまかせてビニール袋にぶち込んできたCDを、持ってきた段ボールにきちんと詰め直して車に積んだ。

従姉妹の裏技

2020-08-03 | 日記
ふと気付けば7月が終わり、、、盆が来る。。。早すぎる。。。。
しばらく連絡していなかった同い年の従姉妹にメールで安否確認する。
この年になると各々のリズムで生きているので、否応なく鳴る電話よりも
自分のリズムで返事が出来るメールの方が気持ちが楽だ。
いい加減たった頃に「ご飯っ」と一言だけ返事が来た。(なに?)
そのあとにご飯がどうしたのかと続きが来るかと待っていたが、、、、、、、
(おかしい、、頭やられたか?群馬前橋の暑さは尋常じゃ無さそうだし、、)
小さい頃からちょっと変わった存在だったから驚きはしないが、親戚中に拡散する前にしばし待つことにする。
はっと正気に戻って何かしら言い訳してくるかも知れない。
2日後、「ごめんごめん!誤送信でした!絶句してた?」と来た。(ほっ)
群馬はジリジリと焼けるような暑さだが、洗濯機から出した湿ったままのシャツを直接着る裏技と
スーパーで貰った保冷剤を首に巻いていればクーラー要らずだ、とあっけらかんとしている。(なるほど。。。)
さすが群馬の暑さとがっぷりよつで生きてきた人の生の声。それに比べたらこちらの暑さなど子供だましだな。
暑い日には冷凍してあるブルーベリーや甘酒を口に含んで、「ううう寒、、、、」という程度の暑さだ。
だが、暑ければもう動きたくない、ダラダラダラダラ、、、、ごろごろごろごろ、仕事にならず。
涼しい早朝と夕方だけ元気が良い。