秋晴れ、田圃の稲が重く実った黄金の頭を垂らし太陽にひざまづく。
私の頭も髪が伸びて重~くなり(今日は切る)という時、久しぶりに静さんに会った。
「あれ~~髪伸びてかわいいね~~~~~」と頭を何度もなでられる。
「。。。。。。。」「女の子みたいでいいんでしょ~~」とシンから満足する姿にひるむ。
静さんは、化粧もせず やせこけて髪も短くどこから見ても「女らしさ」からは
程遠い嫁を、(気性はオトコのようにさっぱりしていてヨイ)と押さえながらも
(せめて、身なりのこの程度は、、あの程度は。。。)と言えば切りない願望を、
言ったところで聞く耳持たぬ嫁を十分熟知し、腹を治めてきたのだろう。
私は、ただだらしなく伸びてきたこの髪型を姑にここまで喜ばれたら
(静さん生きてるうちは伸ばすか。。)という気持ちになり、「そんなにカワイイ~?」と本気で確認したりした。
数日後、かずちゃんが来て「ひわちゃん髪伸びてかわいいね~~~」とまた言われ、
「切ったらだめだよ、絶対切らないでよ~~」とお願いまでされる。
しかし、私自身、自分で言うのもナンナンですけど「私ほど女らしい女はいない」と心のどこかが確信しており、
それに、髪型は超ショートが身体のパーツで唯一自慢の”長い首”を美しく見せる。と思い込んでいたので
身近にいる二人にそういわれたら、自分の自慢の長い首もヒトから見ればただの首か、、とやや寂しくもあり。。。
その後、髪は順調に伸び続け、頭の重さは心の重さと比例しながらカットを見送るカットウの日々は過ぎ・・・・
「ちょっとまた函館に行って来るよ」と静さんが出かけるのを見送った足で温泉のカットハウスに駆け込む。
前から見たら長いけど後ろは襟足すっかり出してもらって両者納得カット。心は晴れて突き抜けた。
私の頭も髪が伸びて重~くなり(今日は切る)という時、久しぶりに静さんに会った。
「あれ~~髪伸びてかわいいね~~~~~」と頭を何度もなでられる。
「。。。。。。。」「女の子みたいでいいんでしょ~~」とシンから満足する姿にひるむ。
静さんは、化粧もせず やせこけて髪も短くどこから見ても「女らしさ」からは
程遠い嫁を、(気性はオトコのようにさっぱりしていてヨイ)と押さえながらも
(せめて、身なりのこの程度は、、あの程度は。。。)と言えば切りない願望を、
言ったところで聞く耳持たぬ嫁を十分熟知し、腹を治めてきたのだろう。
私は、ただだらしなく伸びてきたこの髪型を姑にここまで喜ばれたら
(静さん生きてるうちは伸ばすか。。)という気持ちになり、「そんなにカワイイ~?」と本気で確認したりした。
数日後、かずちゃんが来て「ひわちゃん髪伸びてかわいいね~~~」とまた言われ、
「切ったらだめだよ、絶対切らないでよ~~」とお願いまでされる。
しかし、私自身、自分で言うのもナンナンですけど「私ほど女らしい女はいない」と心のどこかが確信しており、
それに、髪型は超ショートが身体のパーツで唯一自慢の”長い首”を美しく見せる。と思い込んでいたので
身近にいる二人にそういわれたら、自分の自慢の長い首もヒトから見ればただの首か、、とやや寂しくもあり。。。
その後、髪は順調に伸び続け、頭の重さは心の重さと比例しながらカットを見送るカットウの日々は過ぎ・・・・
「ちょっとまた函館に行って来るよ」と静さんが出かけるのを見送った足で温泉のカットハウスに駆け込む。
前から見たら長いけど後ろは襟足すっかり出してもらって両者納得カット。心は晴れて突き抜けた。