大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

荒れ地の花

2017-07-23 | 日記
蒸し暑い土曜の夜、庭の草の中がぽっ、ぽっ、、と光っている。
”蛍だ!”
ここ数年見かけなくなり、あきらめていた。
蛍が飛び交うには、雨上りの湿度の高い夜7~9時ころ。
暗い、風が無い、などの条件が重なった時に出会えるらしい。
幼虫は1日にカワニナを100匹食べるというが、飛び交うように
なると1~2週間の命を夜露だけで維持するという。
うらやましいな。ごはん食べずに生きれるなんて。未来派だ、蛍。
蛍が棲むこの場所に1999年、ひと族2名住み着き早18年か。。
ボロボロ母家の横の唯一の雨風しのげる建物であったD型倉庫。(この建物で10年暮らしたのだ)
剥がれかけていたペンキを旅人や居合わせた人5~6人で一気に塗った。
ここ1~2年、「そろそろ塗り替えないと。。。」と気になっていた。
(全くいつやるのか。。。)と夫の腰の重さを腹の中でなじっていたが、ある日ある朝突然スイッチがオン。
「とおちゃん、頼みがある。倉庫塗るペンキ買ってきて」と自分の口が言う。
朝と夕方の涼しい時間を1時間づつ。と決めて取り掛かる。
第一段階 ペンキのローラーを持って地面から手が届く範囲までを塗る。片側1/3が塗れた。おお!!
    翌日同様に片側を
第二段階 2m位に伸びる棒の先にローラーを取り付けてその先を手の届くところまで塗る。
  翌日同様に片側を。その時、青大将のリラックスタイムにぶつかる。しっしっ!と理不尽に追い払う。
第三段階 梯子をかけて最後のてっぺんまでを塗る。ペンキの補充等の上り下りで時間は倍かかる。
  しかし、めどは立つ。あと一息だ。いつ塗るかと迷っていたのがウソのようだ。
妻がどんなに活躍しても決して褒めたりしない夫が珍しく、「お、仕事人!」と茶化した。
「業者の見積もりとったら80万くらいだな」とか言っている。(くれるのか?80万。)
「タダだからやらせたんだ」(ははは、うちにペンキ塗り替えの為の80万は無い。百も承知)
夫からの賞賛も、現金の80万もべつに欲しくもなんともないぞ。あっても邪魔にはしないが・・・・
無限の可能性を持つ自分に出会ったことが財産だ。
妻が8mの屋根に一人で登ろうが心配など露もない夫がいてくれてこそ成し遂げられたというものです。
本当に、自分という存在は、荒れ地でこそ咲く花か。。。。と ひとり自分に酔いしれる。

おとなの領域

2017-07-03 | 日記
蒸し暑い日曜日の昼、外で雉がケンケン鳴く。
今年はまだ会ってないぞ、と思っていたら一本の棒のフリして
道を通せんぼしていた。(居たんだ!青大将!!)
アブ、糸トンボ、スズメ蜂などが、この時期開けっ放しの玄関jから
入ったり出たりして餌をさがしたり、巣をつくる場所を探したり。。。
『ここじゃない!ここじゃない!』 ほうきや棒で追い払う。
みんなみんな夏に向かって生きる気満々だ。ばあさんはくたくた。
したい事だけ夢中でするからへとへと。。。死ぬまでこうだな。。。
数年前なら女友達と2、3日喋り笑い続けられたのがうそのようだ。。。
電話で15分も話せばトーンが落ちる。話すそばから内容忘れ、だから同じ話しても新鮮に聞き合う。
性別の異なる夫となれば、一言二言でさえかみ合わず、、、、お互い(何言ってんだか・・?)
言葉で説明するほど勘違いが生じる為、分かってもらおうなどとは決して思わなくなるから超楽々!
説明せず、させず。言い訳せず、させず。期待せず、させず。
飯作る。茶碗洗う、しまう。また作る。。
目の前のやることをただただ手足を動かして顕現することで自分の生き方を自分自身に示す。
身体衰えると思い方が簡素になってくる。
自分が相手が今日生きて動けていることがただただサイワイ。
いよいよ大人の領域に踏み込んだか?