めざましき経済成長

畑、乾くか。。と思えばまたまた大雨。。。まだ豆蒔けず。。。。
カッコーは笑っている。。。。かっかっかっ♪
ニセアカシアの白い花が咲いた。
数年前まで、手を伸ばせば花を摘めて、パスタにからめて食べた。
それが、すっかり高く伸びて梯子をかけても手に届かない。。。

３匹の猫の奥さんたちが揃って出産。それぞれ隠れ家で暮らす。
先頭きって三毛のマルが４匹の子猫を引き連れ登場。
それは、『この子たちのご飯よろしくね、、』という事だ。
毎日くず米を7合以上炊いて、3匹の犬、3匹の授乳する母さん猫と子猫の腹を賄う。
それ以外に夫はスーパーの半額シールコーナーでウキウキと生魚の粗を買い込む。
妻は、「これ天然ものだ！あら汁にして食べた残りを彼らに回そう。。」などといちいち頭を回していたが、
もう、あら汁もブリ大根もいい加減飽きてきた。。。。冷凍庫は魚だらけ。
自分が食べるだけで精一杯の時代を経て、猫の子の口を賄う力が備わった自分を喜ぶ。
犬がいて猫がいて、あらためて知る我が家の経済成長実態。　めざましいな。。　

ありがとう

土曜日ざんざん振りの中いよいよ田植がはじまる。
思いがけず若者男子が3人助っ人に来てくれて大助かり。
今年は春先これから、というタイイﾐﾝｸﾞでゆきちゃんが来て
野菜の苗の種蒔き、定植、稲の水やり等をほとんど引き受けてくれ
ているから、自分は山のエリアで集中して動ける。
一雨ごとにグンと伸びる草花をぼ～～と眺めていると同化して
生きているのか死んでいるのか自分がなんなのか、ふっと飛ぶ。
今年は早くに草の海の中のスズランの周りの草を刈って
花の香りも姿も十分に愛でた。小さなすみれの群れもみつけ出した。
何年も元気がなかったドウダンツツジが新芽を伸ばして白い花を咲かせた。
緑一色の草の海のなかに白いスズラン、赤白のつつじ、紫のコンフリー、
黄色のタンポポ、からし菜、チョコレート色の赤みつば、、、、
誰が見ていなくとも咲くのだろうが、こうして誰かが意識をそこに向けるとそこに歓喜の波が生じる。
いつも素っ気ない母家の横の大きな楡の木でさえうれしそうだもの。
朝、窓を開けて「楡の木ーーー！」と呼ぶ。わさわさと枝を揺らして「うるさいな。。。」と迷惑そうにする。
だが、うれしさを隠せない楡の木を感じてしまう。
というか、楡の木に挨拶できる余裕の自分がうれしいのだな。。。一日中楡と話したいがそうもいかず。。
じぶんは「ヒト」をやっているから動き回ることが山ほどあるのだ。今日もまた「ヒト仕事」してくるか。。
キミたちのようにじっと立ちっぱなしで咲いてるのも一仕事だろうけど、、、各々の持ち味って事だね。
毎年こうして旺盛な生命力をこの目に見せてくれ、勇気と希望をくれ、愛（酸素）を与え続けてくれる。
いつもいつも、そこにいてくれるだけで涙が出るほど嬉しいよ。ありがとう、ありがとう、ありがとう

以心伝心

また雨だ。。。。
畑にトラクターが入れずなかなか豆が蒔けずジリジリする。
あわてたところで仕方がないし、こんな時は休もう。。。。

ひさしぶりに娘に電話をすると、なんだか元気がない。
孫が一週間に一日だけ通うことになった幼稚園が苦痛の種らしい。
なんで？と聞くと、、、「なおとが泣き叫んで自分から離れない」
「もっと小さな子でさえ笑ってバイバイできるのに・・・・」
そうか～、森だか山だかを駆け回らせてくれるらしいが、そういうの嫌なのかな。。。。
「このあいだ持って行った焼きそば弁当も食べずに残してた」　へえ～～？
おへやでレゴブロックやトーマスのDVD観たりしていたいのかな？・・・・・・
しかし、あれこれナンダカンダ話しているうちに、
「朝、オベントつくらなくちゃならなくてすごく忙しい。それがストレス。」
　　　ｼｭｳ1回ﾀﾞﾍﾞｻ・・・・
「何つくろうかと考えて考えて考えて、、、結局おにぎりだけしか握れなかった。。。」
　　　ｲｲﾝﾃﾞｼｮｿﾚﾃﾞ・・
「ほかの若いお母さんの弁当はすごいんだよ！！赤・黄・緑って、デザートまで。。」　
　　あ、そういうこと、、
「もうやだ！」　　　なんだ、孫じゃなくて娘が登園拒否だった。。。
孫にしてみたら、母親のそんなどうしようもない気持ちビシビシ伝わって、大声あげて泣きたくなる。
落ち込んだ母親が帰り道、ぼーっとしていて車にぶつかったりしたら、だれが自分を迎えに来るのだ？
明日っからオマンマだれ作る？究極の死活問題。のんきに遊んでる場合じゃない！ってとこかもね。。。
と、娘に言ってみる。　　　「え？。。。。。あ、、、、、そうなのかな。。。。」
数日後
「今日ね、自分がご機嫌だったの。そしたらはじめて泣かずにバイバイした！！」　ﾁｬﾝﾁｬﾝ、、