大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

こども食堂~<無料チケット>で運営

2017年02月14日 06時11分20秒 | 日記
 こども食堂が全国に広がっていますが、また新しい運営方法が生まれています。宮崎市の富井さんの取り組みです。
「自ら食事を提供するのではなく、賛同する飲食店で使える<無料チケット>を渡し、既存店を利用する方法で開設コストを抑えた。食堂に集まる親子と公的支援の橋渡しも担い、貧困層を掘り起こして支えている」とのことです。「食堂の名称は<プレミアム親子食堂>。昨年1月、富井さんが代表理事を務める子育て支援団体の事業として始めた。ひとり親家庭など生活困窮世帯の親子に毎月1回、無料チケットを渡し、提携する市内の8店舗のいずれかで食事をしてもらう。代金は団体が寄付金などで負担。登録する親子は約100人に上る。」といった取り組みです。
「富井さんは食事を求める親子と必ず面会し、生活保護などの支援が必要なら行政機関に紹介する。貧困世帯は公的支援との接点が少ないと感じるからだ。」「支援の輪をもっと広げ、子ども食堂が必要ない社会にしたい」と話されています。
(下:2017年2月9日西日本新聞<子どもに明日を>欄・河野賢治「貧困苦 私で最後に <親子食堂>運営 宮崎の富井さん 店と提携 無料券発行」より)