北九州市、世界の<水ビジネス>で活躍

　「北九州市が独自に開発した高度浄水技術を、ベトナム第３の都市ハイフォン市で最大の浄水場に導入する事業の施設建設工事を、山九(東京)などの企業グループが２０億円超で受注した」そうです。　「北九州市が上下水道の技術を輸出する【海外水ビジネス】に参入して約
１０年で最大級の受注案件になる」と注目されています。「(北九州)市が開発した<上向流(じょうこうりゅう)式生物接触ろ過(ＵーＢＣＦ)>は微生物を活用し、有害な物質や臭いの原因を除去する」もので、「一般的なオゾン処理と比べ、維持管理費が２０分の１で済む」そうなんです。「日本貿易振興機構(ＪＥＴＲＯ)によると、上下水道整備など世界の水ビジネス市場は２０１５年時点の約６０兆円から、２５年には１００兆円規模への成長が見込まれる」とのことです。すごいお金が動く事業ですね。身近な故郷の川や海、水を汚さないことも大切です。
(下:２０１８年８月２９日西日本新聞-金田達依「【水ビジネス】最大級受注　２０億円超、海外展開に弾み　北九州市の高度浄水技術　ベトナムへ」より)