なみだはにんげんがつくる海

　最近、海に関係して思うことが多いです。今日も窓から見える博多湾では朝暗いうちから漁船が２０艘ぐらい浮かんでいます。釣れてるかな?今どきは鯵か鰆かな?
　「なみだはにんげんが作る一ばん小さな海です」（寺山修司）の詩が英訳されています。訳者ピーター・J・マクミランさんは、「小さな涙を大きな海に見立て、私たちの海のように深い悲しみにユーモアを添える眼差しは優しい」と評釈もされています。又、ベトナム人禅僧の言葉「悟りとは、波が自らを海そのものだと気付くこと」も紹介されています。
〜　本当に素晴らしいです。感動です!こういう詩を発見して、世界に、私達に紹介してもらって有り難いです。たくさんの共感・繋がりを生み出されることと思います。
　海から生まれた人類、全ての生物が海から生まれています。
　海に放射能汚染水を流そう・流している国の責任者、民が考えなければならない理と思いました。
（下:２０２１年４月２５日　朝日新聞〈星の囃子にピーター・J・マクミランの詩歌翻遊〉「自然の一部であり　そのもの」より）