「新型コロナウィルス感染症の〈第4波〉に見舞われ」た「この春」、「緊急事態事態宣言が相次いでいた10都道府県で、少なくとも51人が自宅や宿泊療養施設で亡くなっていた」ことが、「自治体への取材」で分かったそうです。「十分な治療を受ける前の段階で、命が失われていた」と問題になっています。
取材の結果は一覧表になって掲載されています。
「8道府県で死者が確認され、最も多かったのは大阪府の19人。次いで兵庫県の15人、北海道大の7人だった」そうです。「福岡県では5月、60代の男性3人が自宅で死亡。中旬に亡くなった男性は一人暮らしで、体温計を持っていなかった。肺炎の症状がなかったため軽症と判断され、宿泊療養施設への入所予定表の朝に連絡がつかなくなった」ことが紹介されています。
「専門家は『感染力がさらに強い変異株が広がる〈第5波〉でも、同様の事態は起こりうる』と警告」されています。
「東京は現在、感染歳拡大中で、従来株より1、9倍感染力が強いとされる変異株(デルタ株)への置き換わりが進む。堀賢教授(順天堂大学・感染制御学)は『8月中には感染のピークを迎える見込みだ。五輪で興奮した人が人流増加を刺激し、政府が見直した医療供給体制をしのぐほどの巨大な流行になる可能性もある』と話」されています。最近は熱中症での救急車も走る時期、オリンピック専用道路などで都内のあちこちで渋滞が発生しているようです。救急車が渋滞に巻き込まれたら、病院に届くのが遅くなったら〜大変です!
(下:2021年7月19日 朝日新聞-天野彩/熊井洋美「病院外死亡51人 第4波の警鐘 変異株急拡大 病床足りず 宣言発出10都道府県 自宅など療養中」より)
取材の結果は一覧表になって掲載されています。
「8道府県で死者が確認され、最も多かったのは大阪府の19人。次いで兵庫県の15人、北海道大の7人だった」そうです。「福岡県では5月、60代の男性3人が自宅で死亡。中旬に亡くなった男性は一人暮らしで、体温計を持っていなかった。肺炎の症状がなかったため軽症と判断され、宿泊療養施設への入所予定表の朝に連絡がつかなくなった」ことが紹介されています。
「専門家は『感染力がさらに強い変異株が広がる〈第5波〉でも、同様の事態は起こりうる』と警告」されています。
「東京は現在、感染歳拡大中で、従来株より1、9倍感染力が強いとされる変異株(デルタ株)への置き換わりが進む。堀賢教授(順天堂大学・感染制御学)は『8月中には感染のピークを迎える見込みだ。五輪で興奮した人が人流増加を刺激し、政府が見直した医療供給体制をしのぐほどの巨大な流行になる可能性もある』と話」されています。最近は熱中症での救急車も走る時期、オリンピック専用道路などで都内のあちこちで渋滞が発生しているようです。救急車が渋滞に巻き込まれたら、病院に届くのが遅くなったら〜大変です!
(下:2021年7月19日 朝日新聞-天野彩/熊井洋美「病院外死亡51人 第4波の警鐘 変異株急拡大 病床足りず 宣言発出10都道府県 自宅など療養中」より)