「学校跡 ＡＩ開発拠点 始動」

　「ディスカウントストアを展開するトライアルホールディングス（福岡市）が宮若市で整備を進めてきた人工知能（ＡＩ）の開発拠点が、稼働し始めている」と注目されています。注目点の１は「ディスカウントストアが、業種違いとも思えるＡＩ開発に力を注ぐ理由」です。
もう１つはトライアルの拠点が「市内の学校跡地を活用した点で、３カ所ある」そうです。３カ所とは〜①は「７月下旬にオープンした《トライアルＩｏＴラボ》で旧宮田西中を改修」②は「６月中旬から稼働の《ムスブＡＩ》で旧吉川小（脇田区）③は「７月下旬からコンテンツの開発など始めている《ファッション情報の拠点》で旧笠松小（下有木地区）です。
　①では「セルフレジ機能のある〈スマートショッピングカート〉や商品の売れ行きなどをチェックする〈ＡＩカメラ〉などを開発中とのことです。②のエンジニア系のマネジャー百武佳美さん（５３）は、『ここは緑が多く、集中できる。職場環境は前よりよくなった』」と話されています。
　「トライアルカンパニーの野田大輔・マーケティング部長（５１）は、『ＡＩやＩＴで業界の〈ムダ・ムラ・ムリ〉をなくすのが目標』と説明」、『イノベーションのためには技術や知恵が集まる〈場所〉が必要。ここがシリコンバレーのようにならないか、我々にはそんな夢がある』」と話されています。〜結構広い範囲に跨っているのでは?夢がありますね！実現できると良いですね。
（下:２０２１年９月１日　朝日新聞-徳山徹「学校跡　ＡＩ開発拠点始動　トライアル　宮若でセルフレジカートなど開発　市内３カ所　データ分析や情報発信も」より）