大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

紙おむつのリサイクル事業

2022年01月17日 05時22分12秒 | 日記
 「福岡県を中心に九州4県で、病院や福祉施設から出る紙おむつのリサイクルを手掛けるトータルケア・システム(福岡市)が、保育園での事業に乗り出す」そうです。〜紙おむつのリサイクルはどう行われているのでしょうか?
 「トータルケア・システムは05年、福岡県大牟田市の工場でリサイクル事業を始めた」そうです。〜知ってた?全然知らんかった人も多いはず!
「福岡、佐賀、熊本、鹿児島の各県の病院や介護施設200カ所のほか、福岡県大木町とみやま市の一般家庭から出る使用済み紙おむつを年間で計約5千トン回収。水と薬剤で分離させ、パルプやプラスチック、高級水性樹脂などに分けて取り出している。パルプは、建材メーカーが外壁材や内装材として買取、リサイクルされている」とのことです。
 「保育園の使用済み紙おむつは、保護者に持ち帰ってもらったり園が引き取って処分したりするのが一般的」だったが、同社が、「保育園もリサイクルの対象になると判断」、「21年12月上旬から実証実験に着手」されたとのことです。「リサイクルには回収費用と処理費用が必要となるが、長武志社長は『保護者の負担軽減は子育て支援になり、子どもの環境学習になる。行政にも協力を求めていきたい』と」話されています。
 「使用済み紙おむつを建築材の原料に再生する同社の事業は、資源の有効活用だけでなく、焼却処分に比べて二酸化炭素(CO2)排出量を4割減らすなど温暖化対策にもなっている」と評価されています。
(下:2022年1月6日 西日本新聞-古川剛光「回収おむつ 漏らさず再生 福岡のトータルケア 病院からは保育園にも 脱炭素と子育て支援に」より)