「山口県長門市で、県内の狛犬を紹介するケーブルテレビ番組が収録」されたそうです。「番組ナビゲーターで、狛犬の愛好家でつくる『山口狛犬楽会(がっかい)』の代表、藤井克浩さん(57)は長門市の有形文化財【三隈熊野権現社の狛犬】を前に目を輝か」せられています。「帯が付いたまり《薬玉(くすだま)》を持った雄と、我が子を抱く雌の1組で高さ約53センチ。応永年間(1394〜1428年)に中国浙江省の人物が献納したとされ、番組で藤井さんは『交易で栄えた歴史などから、県内では多種多様な狛犬が見られる』」と紹介されています。実際に「県内で確認できたのは1064組で、全てが一点ものだ」とのことです。〜お正月に参拝したおり狛犬を見ました。狛犬一つ一つに交易や文化交流の歴史を感じられるのですね。
「新型コロナウィルスの感染拡大で県境をまたぐ移動の自粛が求められると『地元愛を醸成する好機だ』と捉え、HP上で公開した狛犬の人気投票を実施」したり、「県内全19市町村の狛犬を自撮りして巡った人を対象に、抽選で狛犬のトレーディングカードを贈る企画」もされているそうです。「狛犬は静かに何かを語りかてくる。地域を巡り、その声に耳を傾けることで笑顔になってほしい」と藤井さんは話されています。
(下:2022年1月11日 毎日新聞-脇山隆俊「多種多様な1064組『山口狛犬楽会』交易で栄えた歴史裏付け」より)
「新型コロナウィルスの感染拡大で県境をまたぐ移動の自粛が求められると『地元愛を醸成する好機だ』と捉え、HP上で公開した狛犬の人気投票を実施」したり、「県内全19市町村の狛犬を自撮りして巡った人を対象に、抽選で狛犬のトレーディングカードを贈る企画」もされているそうです。「狛犬は静かに何かを語りかてくる。地域を巡り、その声に耳を傾けることで笑顔になってほしい」と藤井さんは話されています。
(下:2022年1月11日 毎日新聞-脇山隆俊「多種多様な1064組『山口狛犬楽会』交易で栄えた歴史裏付け」より)