大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

九州産イチゴ、輸出好調

2022年03月28日 05時22分50秒 | 日記
 「九州産のイチゴの輸出が好評だ」そうです。「2021年の門司税関分の輸出量と輸出額は過去最高を記録。新型コロナウィルスの世界的流行で海外の巣ごもり需要を取り込んでいるのに加え、富裕層が増えているタイ向けが大きく伸びている」とのことです。〜 赤いルビー色に甘い香り。このごろは大きいくて、美味しいですもん!でもどうして九州産?
 「イチゴは産地に近く仕向先への直行便がある(福岡)空港」がポイントみたいです。
 「イチゴの輸出は14年ごろから全国的に増加傾向で、門司税関分も13年比で輸出量が3,9倍、輸出額は5,6倍に伸びた」そうです。「21年の門司税関分の国・地域別輸出額は、香港が前年比9,5%増の約5億5千万円で6割を占める。2位のタイは約1億7千万円でシエア2割近くだが、前年比は82,8%増と大きく伸び」ているそうです。
 「2年ほど前からタイ向けのあまおうを取り扱うJA福岡大城(福岡県大木町)では、必要事項をラベルに印字して輸出向けの箱に貼ったり、書類を作成したりする作業は新たに発生するものの、国内向けより買い上げ価格が高く、売り上げ増につながっている」とのことです。
 「ただ、九州農産物通商海外事業部の向井雄哉課長は、他産地の輸出参入などにより、『タイでもいずれは価格競争になる』と冷静に捉える。生き残るためには別の品種の提案や、より規制が厳しい台湾向けの輸出などが考えられる」とのことです。〜イチゴも競争にさらされているのですね〜。
(下:2022年3月9日 西日本新聞-横田理美「九州産イチゴ海外でタイ頭 新たな商圏で伸長 昨年、門司税関分の輸出額過去最高 巣ごもり需要も後押し」より)