大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

世界遺産登録5年の取り組み

2022年08月24日 05時22分16秒 | 日記

 「『〔神宿る島〕宗像・沖ノ島と関連遺産群』の世界遺産登録5周年を記念して、海の環境をテーマにしたフォーラムやミーティングが宗像市で開かれた」そうです。
 「研究者や漁業者、学生などさまざまな立場の人もたちが漂着ごみの現状を報告し、『世界遺産の海』を守るため今、何ができるかを話し合われたそうです。
 目を引いたのは、「沖ノ島に最も近い離島・大島で取り組まれたオンラインミーティング」で「長崎県対馬や五島、島根隠岐諸島など10地点を結んで海の環境問題が話し合われた」そうなんです。「いずれも対馬暖流(海流)沿岸で、古くから文化交流が続いてきた」ところだそうで、なるほどです。
「五島南高の生徒たちは、漂着ごみ処理に年間1億円以上かかる現状や、漁業者の担い手不足を奉告。壱岐からは島おこし団体と高校生が一緒に、海岸清掃と観光を組み合わせた〈ボランティアツーリズム〉に取り組んでいる事例紹介」などがあったそうです。
 「主催した《九州大学うみつなぎ》の清野聡子准教授は『かって交易の道だった対馬暖流が、ごみの道になっている。つながりを大切に共通課題を解決につないでいけたら」と呼びかけ」られたそうです。
〜豊かな海の幸、交易航路の海だったのに、今ごみの道になってるとは、大変です!
(下:2022年8月13日 西日本新聞-今井知可子「世界遺産の海 連携し守る 宗像市で研究者ら意見交換 漂着ごみの現状など報告」より)