大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

中国の少子化対策・「子ども手当」など

2022年08月25日 05時22分00秒 | 日記

 「日本と同じく、中国でも少子高齢化が深刻な社会問題となっている」そうです。「少子高齢化が進み、産児制限『二人っ子政策』が昨夏に廃止された中国で、出産・育児を奨励するためにさまざまな手当を導入する地方政府が増えている」そうです。
〜一人っ子政策から二人っ子政策に変わったばかりなのに?!
 「中国は人口増加に伴う資源不足に対応するため、1979年に産児制限『一人っ子政策』を導入」。「2016年に『二人っ子政策』に切り替わったが、出生者数の減少は続き、昨年8月からは1組の夫婦に3人目の出産が認められるようになった」そうです。
 「浙江省温州市竜湾区は今夏、『子育てしやすい社会の建設を加速させる』と表明。子どもが3人いる家庭に1人毎月千元(約2万円)の『子ども手当』を3歳になるまで支給するほか、乳幼児ケアサービスの費用を控除対象とするなど個人所得税の優遇措置を発表した」とのことです。「同省の嘉興市も今月、子どもが2人か3人の世帯が新築住宅を購入する際、最大約200万円の補助金を給付する制度を導入」、「甘粛省の臨沢県では複数の子どもを育てている場合、子ども手当に加え、出産手当、幼稚園入園補助金、約80万円相当の住宅購入補助金を給付すると制度を導入」、「江西省の南昌市の区は先月、18歳未満の子どもが2人以上いる家庭に1平方メートル当り6千〜1万円の住宅補助金を支給すると決めた」そうです。
〜子ども手当の他、各補助金まではわかるけど、住宅購入の補助が目立つけど、子どもが増えると家も広くなくてはと考えるのでしょうか⁉「鬼城」の解消にもなる?少子化解消に有効なのでしょうか?
 「ただ、北京市内で生後半年の第1子を育てている男性会社員(29)は『多少の優遇措置があっても焼け石に水で、余裕はまったくない。一人っ子政策が長く続いた影響で同世代には一人っ子同士の夫婦が多いから、そもそも子どもを3人つくろうという発想がない』と話」されたそうです。
 〜なるほど!変わってから日が浅いし、また変わるかもしれない?
韓国も、日本も少子高齢化問題の解決に苦労しているところ。相互に学び合いが必要ではないでしょうか?
(下:2022年8月15日 西日本新聞-北京・坂本信博「中国 広がる子ども手当 現金給付、住宅購入補助・・・一人っ子政策世代 『3人産む発想ない』」より)