「7サミット極限への挑戦」を見た

2010-01-05 21:16:05 | タナカ君的日常
 昨晩はNHK総合TVで放映していた、「7サミット極限への挑戦」を見ました。 世界7大陸の最高峰の山々を日本人で初めて「単独・無酸素」で制覇しようとしている若者の登山の様子を紹介した番組でした。

 番組概要の紹介文によれば主人公の栗城史多(27歳)さんは << 8年前、進路に迷ってフリーターになり、今も“ ニートのアルピニスト”を自称する栗城は、自らの登山をカメラ片手に撮影しながら登るというとんでもない挑戦も続けてきた >> のだそうです。

 彼の登山形態はベースキャンプやアタックキャンプの設営などに関しては支援する仲間に支えられながらも、 単独行動で山頂を目指しています。 ルート上にフィックスザイルがあれば使用しますが、単独行動ですから危険な場所でも一緒に登るメンバーにザイルで確保してもらう事はありません。 無酸素行動でもあるようです。 これでヒマラヤの高峰にも登ってしまいます。 だから、とんでもなく危険で苦しいはずです。 そんな山頂に到達するだけでも大変だろう環境の中で、小型のビデオカメラを装着して、登山してる最中の自分自身の疲れた顔やボヤキ言葉を撮り、 それをブログに載せています。 これには興味津津と同時に驚いてしまいました。

 NHKで放映された映像は、その苦しそうな登山行動中の様子を自分自身で撮影した画像、登頂した山頂からの大パノラマ、単独登山をサポートするチームの誰かが望遠で撮影したと思われる単独行動中の姿、ベースキャンプでサポートする仲間の様子、それと彼へのインタビューを中心にして構成されていました。 今は「7サミット登頂」の目標達成に向けて集中しているためか、眼も生々した好もしい青年の風貌をしていましたねー、 うらやましさを感じる顔です。

 そんな彼が7サミットの最後に残した「エベレスト登頂を果たした後、どうするんだろう?」 「どんな事をやって生きて行くのかな?」と他人事でも気になります。 これから時折は彼のブログを見に行くことにしましょう。

 今、そのブログを見に行ったら「7サミット極限への挑戦」の番組への感想がかきこまれている中に ”ちなみにNHKの再放送が1月9日夕方16時30分からあります” などと書き込んでいる人が居ますね。 興味の有る方はどうぞ御覧下さい。
コメント