マルチタスク能力レベルダウン

2010-05-15 11:21:52 | タナカ君的日常
 小難しそうなタイトルにしましたけれど、お湯を沸かし始めて、それを忘れて外出、帰ってみたら、ヤカンがおしゃかになっていた話し。

 つい先日、妻は外出して、僕が一人で家に居た時の事。 ポットのお湯が無くなったので、ヤカンをガスコンロに掛けて旅行の資料整理なんかしていました。 何気なく時計を見ると12時少し前、 ここで「昼飯を食べに行くかな」と思考はジャンプ。 自転車の鍵を持って、すぐに出発。 湯を沸かすためにガスコンロ使っていることを全く忘れてしまっている。 そして近所のレストランへ食事に行って。 帰って玄関を入り、居間へ通じるドアを開けると異様な暖かさと臭いの空気が皮膚や鼻などの感覚器を襲ってきた。 「ヤバイ、 ガスの火を付けたままだった!!」。 ヤカンの水は完全蒸発し、 その外側は高温になったために出来たおぞましい茶色いシミで全面が覆われていました。

 そして昨夜、 採って来たわらびのアク抜きをするために大鍋たっぷりの湯を沸かし始めました。 旅行中に出たゴミの処分、荷物の整理等やる事が一杯有ります。 それから暫くして、台所に行った妻が「お湯が沸いてますよ・・・ 忘れないで下さいね!!」。 またまた、スッカリ火を使ってお湯を沸かしている事が頭の中から消えていたのです。

 複数の作業を並行して実行するマルチタスク、これが正常に機能する為には一定時間ごとのタスク切り替え、あるいは監視、または主要作業の区切りで発せられる割り込みをキチンと処理しないとならないのだが、 最近の僕はある作業に入ると、それに集中するのは良いけれど、 他にやっていた作業の事を忘れてしまうのです。 マルチタスク作業は正常に行えない人間にレベルダウンしたと判断するしかありません。 特に火器使用中は他の作業を完全に中断して専念するように、行動モード修正の必要性を痛感しています。
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