排気ガス・触媒・プラチナ

　車の排気ガスを浄化するための触媒としてプラチナ属金属は使われているそうだが、　その使用量がどの程度のものか全く知らなかったので”排気ガス・触媒・プラチナ・使用量”をキーワードにしてググッてみました。　
当然沢山のページがヒットするのですが、株式会社フィスコ コモディティーさんのサイトに掲載されていた記事によれば
”一般的には、エンジン1000cc当たり2グラムもプラチナ属金属が使われると言われています。”とありました。
また別のサイトの記事には　”排気量2Lクラスの場合、従来型触媒での必要な貴金属量は4.5g。その内訳は、Ptが0.3g、Rhが約1.2g、Pdが約3.0g。”の記述がありました。　これからすると排気ガス規制の厳しくなった時期以降の車のマフラーの中には1―2万円分の貴金属が混じっている勘定になるんですね。

　「なんでこんな事知りたがるか？」　それは最近5000円/グラムを越えているPtを買ってしまったは良いけれど、　ギリシャ危機、ユーロ安、景気後退の話題は収まりそうも無く、再び車の市場が縮小すれば、プラチナ属金属の需要も減小し値下がりもする。　その需要減少の絶対量は１００万台減少すると、「プラチナ属全体でおよそ4.5トン」　「Ptはおよそ300ｋｇの需要減となるのか・・・」なんて独り言ちしてみたかったからです。