ウルシ判定騒ぎ

2011-08-09 21:40:00 | ヤナバ生活
 皮膚のかぶれの原因はウルシかぶれだとして、山荘周辺の林の中のそれらしき葉っぱがウルシなのか判定してもらおうと思って、サンプル採集に取り掛かった。 庭仕事する時のためにつなぎの作業着も持って来てあるのだけれど、 着替えるのが面倒くさくて半袖シャツの格好で作業しちゃいました。 サンプルは2種類、



一つ目は「ツタウルシ」と思しき葉っぱで、それは簡単に採集出来た。

 二つ目のヤマウルシと思われるサンプル採集の時の事、「羽状複葉」の一枝を左手にもった金属製の火ばさみで掴み、右手に持った鎌で細い幹の付け根から切り離す作業だったのだが...  右手に持った鎌を引いて、「切り離せた」とおもった瞬間、ウルシと思っている細い木の全体が揺れて、切り離した以外の沢山の葉っぱが付いている枝が右腕の半袖から下の露出部分をサーッと撫でた、「ウワー! ヤベー!」と思っても後の祭りです。 とりあえず、台所に急行して水道の水を葉っぱが触れた右腕に掛け流して対応してみました。



 その採集した葉っぱを新聞紙に挟みこみ、大きなビニール袋に収納して、大町保健所に向かいました。 昨秋のキノコの時期に保健所で食用のキノコの判定をしてもらった話をショージ君から聞いていましたので、ウルシみたいな植物も判定してもらえるのではないか? と期待しての事です。

 しかし訪れた合同庁舎2階にある保健所の職員さんの中にはウルシの判定を行える方が居ませんでした。 対応して下さった職員さんの話では白馬にお住まいの薬草などに詳しい先生がいらして、 保健所では顧問みたいな事をしてもらって居るらしい。 そして「その先生なら判定できるかもしれない」、 そして今日は白馬地域に出かける用事があるので、「サンプルを預かれるなら、見てもらってきてあげます」との話。 当然新聞紙に挟み込んだサンプル2種類を置いてきました。 後刻、電話連絡下さるとの事。

 そして夕方、携帯電話に連絡が入りました。
「白馬の薬草の先生は、長期不在中で鑑定してもらえませんでした」

そこで合同庁舎内の林務課の職員に見てもらったが、しかし
「そこでは見慣れたウルシとちょいと違う感じがするとの事で、ウルシと断定してもらえなかった」そうだ。

最終的には保健所からは
「ウルシと断定出来ていませんが、とりあえず触れない様になさって下さい」
との話でおしまいになりました。

 僕としてはサンプル採集の時に触ってしまった葉っぱの植物は「山うるし」と思い込んでいます。 直後に水流で洗い流したつもりですけれど、また巨大な水泡群が出現したらどうしようと夜に布団に横たわってからも戦々恐々の状態で目が冴えてしまって眠れません。 右腕の該当部分には新たな痒みと赤斑も現れて来ています。 夜中に痒くてたまらず、布団から抜けだして皮膚科で貰った強力な方のステロイド剤を塗りたくりました。 あれから既に24時間は経過していますがウルシかぶれは遅発性だとか、今晩もう一晩過ぎて、更なる悪化が無ければ少しは安心出来るのだが、どうなることやら。


昨日見つけたのですが、”大阪自然”さんのサイトにはウルシの詳細な記事や写真が載っていて参考になりました。
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