昔物語に「わらしべ長者」なんてのがありますね。 それは一本の稲わらの軸を持った人が、それを出だしに次々とより価値のある物(人の欲しがるもの)へと交換して長者(金持ち)になる話です。
今回の山菜偵察では「偵察」と言いながら結構な量の山菜を持ち帰り、 それを友人や囲碁仲間に分けてあげたところ、様々なお返しをいただきました。 普通の表現で言えば「物々交換」なのだが、実は皆さんに分けてあげた山菜の大半は津南町の知人Oさんからの戴き物でした。 安曇野から津南に向かう日に大町で自分の飲み分と思って4合壜の地酒を2本購入していたのです。 津南の宿に向かう途中、知人のOさん宅に立ち寄って「フキノトウでも採れればと想って、遊びに来ました。 今夜は渓泉荘さんに泊まります」そう挨拶して酒を渡して来たのです。
そしたら翌朝、朝食前の時間に電話が入って「タナカさん今朝山菜を採ったので、持って帰って下さい。今から行きます」と。 そして宿にやって来たOさんから渡された山菜は食べきれないほどの山ウド、ウルイ、コゴミでした。
ふきのとうが入っていなかったのは「タナカさんから自分で採る楽しみを奪っては悪い・・・」そんな想いでもあったためではなかろうか。 そんな訳でのんびりフキのとうだけ摘んで帰ってきたのです。
1本の酒が数々の山菜となり、その山菜が夏みかん、釘煮、タイの調味料、カナダ産のぶどう原液、栽培もののウド、 竹の子などの食品となって戻って来たのです。 なんだか「プチわらしべ長者」気分の物々交換のお話でした。
偵察といえばわらびの事にちょいと触れておきましょう。
中綱湖周辺では陽当りの良い場所に小さく頭をもたげていましたけれど、 新潟ではまだまだ先の話のようでした。
今回の山菜偵察では「偵察」と言いながら結構な量の山菜を持ち帰り、 それを友人や囲碁仲間に分けてあげたところ、様々なお返しをいただきました。 普通の表現で言えば「物々交換」なのだが、実は皆さんに分けてあげた山菜の大半は津南町の知人Oさんからの戴き物でした。 安曇野から津南に向かう日に大町で自分の飲み分と思って4合壜の地酒を2本購入していたのです。 津南の宿に向かう途中、知人のOさん宅に立ち寄って「フキノトウでも採れればと想って、遊びに来ました。 今夜は渓泉荘さんに泊まります」そう挨拶して酒を渡して来たのです。
そしたら翌朝、朝食前の時間に電話が入って「タナカさん今朝山菜を採ったので、持って帰って下さい。今から行きます」と。 そして宿にやって来たOさんから渡された山菜は食べきれないほどの山ウド、ウルイ、コゴミでした。
ふきのとうが入っていなかったのは「タナカさんから自分で採る楽しみを奪っては悪い・・・」そんな想いでもあったためではなかろうか。 そんな訳でのんびりフキのとうだけ摘んで帰ってきたのです。
1本の酒が数々の山菜となり、その山菜が夏みかん、釘煮、タイの調味料、カナダ産のぶどう原液、栽培もののウド、 竹の子などの食品となって戻って来たのです。 なんだか「プチわらしべ長者」気分の物々交換のお話でした。
偵察といえばわらびの事にちょいと触れておきましょう。
中綱湖周辺では陽当りの良い場所に小さく頭をもたげていましたけれど、 新潟ではまだまだ先の話のようでした。