淋しげに柿食ふは碁を知らざらん

2014-05-12 07:08:21 | タナカ君的日常
 冒頭の句は正岡子規の俳句です。 昨秋に囲碁仲間達で箱根に一泊旅行をする際に作成したチラシの中に加えられた一句です。

 八十半ばを過ぎた会長さんから「タナカ君、箱根のチラシにね、是非この句を入れて欲しい」と手渡された葉書に墨書されていたのです。 そこで句が書かれた葉書をスキャナーで取り込み、 白黒を反転させ、 宿泊予定の宿の灯りの入った夕景の建物の黒い壁面部分に、 サイズを合わせた画像を張り込んで、日時や費用の文面を含んだチラシ作ったものでした。

 その結果、 チラシ効果かどうか判らないけど、「箱根の旅館で囲碁を打つ」 その催しの参加者は20名を超えたのです。

 常日頃、公民館に集い囲碁を打って午後のひと時を過ごして楽しんでいる囲碁仲間にとって、そのチラシの中の子規の句は「心の中の想いを実に良く表現している」 そう感じたものでした。
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