先週の高尾山では土産物屋の店頭で少し色づいた柚子の実を見かけた。 色づいたユズなんて、未だ2ヶ月近く早いと思うけど、 9月の30日の昨日「産地の状況はどうなっているのか?」と、 陣場山の中腹でユズ栽培をしている山中のを車で訪れ偵察し、 ついでに勝沼まで足を伸ばしてブドウを仕入れてきた。 その様子は2回に分けて書くとして、今日はぶどう狩り。
家を出る時の気分はユズの偵察と勝沼にある国宝・大善寺の裏手に続く山に入ってキノコ探しをする事だったのだ。 だから、 国道20号を走って、笹子トンネルを抜けて直ぐの所にある道の駅「甲斐大和」のブドウ売の小母さんの所で緑色と黒い色したブドウを購入し、 「これでキノコが少し取れればお土産はOK!」 そんな気分で勝沼へと下って行った。
大善寺はだいぶ前から観光客向けの有料駐車場を設けたり、拝観料を取ったりする様になっている。 観光客も来ないはるか昔のことだが、勝沼で生まれ育ったある方から「私の弟はキノコ採りが上手で、朝早くに犬を連れて山に入り、松茸なんかを採ってくる」そんな話を聞かされて、 大善寺裏手の松山に入った事もあったのだ。 その時には松茸なんて匂いも姿も無かったのだが、 アミタケなどが採れた記憶が残っている。 その入山時期がいつだったか定かではないけれど、 「今年の秋、安曇野ではアミタケが採れたのだから・・・」そんな想いで入山してみた。
未だ設置されて間も無く見える電気柵のゲートを開けて入山してみると、 鹿の鳴き声も間近で聞こえていましたよ。 また山中には古いジュースの空き缶も散見されて、 「きっとキノコの時期には人が入っているに違いない」 そう思わせる物があったけれど、 肝心のキノコの姿は見当たらない。 小一時間ほどウロツイた山の斜面には煙玉みたいのや、 食べた事の無いキノコは2・3種類ほど出ていたけれど、 「これは食える」そう確信出来るキノコには出会えなかったのだ。
農道に置いた車に戻った時には昼飯の時間はとっくに過ぎてましたから、 国道20号を甲府方面に車を走らせて道沿いで営業している食堂へと向かいました。
国道を渡る歩道橋上から塩山方向、
遠く木賊・破風山・雁坂嶺が見えている。
「甲州市」そんな名前になったこの地域を走る国道20号線はぶどう畑や桃畑が広がる扇状地地形の真っ只中を緩く下って行く、 眺めも良く気分良く走れる道路です。
さて、 お目当てのキノコは全く駄目でしたが、 まだ店頭では見かけない甲州種のブドウが綺麗に色づいているのが目に付きました(Top写真)。 お土産はこれにしました。
食べる分より多めに購入、 家に戻ってやった作業は、ぶどうジュース作りです。
ブドウの房から実を摘み取って
土鍋に放り込みました。
しゃもじを使ってブドウの粒を潰しました。
この潰す作業で滲みだして来た果汁をスプーンで掬って舐めて見ましたが、 それほど甘くも無く、酸味もなく、 なんとも素っ気ない味の果汁でした。 これから数日おきに味を試して見るつもりです。 何しろ「ブドウを壺に入れて置いたら、どんな変化をして行くのか」それを試してみるのが当面の興味ですからね。 発酵してぶどう酒になる前に無くなってしまうかもですがね。
家を出る時の気分はユズの偵察と勝沼にある国宝・大善寺の裏手に続く山に入ってキノコ探しをする事だったのだ。 だから、 国道20号を走って、笹子トンネルを抜けて直ぐの所にある道の駅「甲斐大和」のブドウ売の小母さんの所で緑色と黒い色したブドウを購入し、 「これでキノコが少し取れればお土産はOK!」 そんな気分で勝沼へと下って行った。
大善寺はだいぶ前から観光客向けの有料駐車場を設けたり、拝観料を取ったりする様になっている。 観光客も来ないはるか昔のことだが、勝沼で生まれ育ったある方から「私の弟はキノコ採りが上手で、朝早くに犬を連れて山に入り、松茸なんかを採ってくる」そんな話を聞かされて、 大善寺裏手の松山に入った事もあったのだ。 その時には松茸なんて匂いも姿も無かったのだが、 アミタケなどが採れた記憶が残っている。 その入山時期がいつだったか定かではないけれど、 「今年の秋、安曇野ではアミタケが採れたのだから・・・」そんな想いで入山してみた。
未だ設置されて間も無く見える電気柵のゲートを開けて入山してみると、 鹿の鳴き声も間近で聞こえていましたよ。 また山中には古いジュースの空き缶も散見されて、 「きっとキノコの時期には人が入っているに違いない」 そう思わせる物があったけれど、 肝心のキノコの姿は見当たらない。 小一時間ほどウロツイた山の斜面には煙玉みたいのや、 食べた事の無いキノコは2・3種類ほど出ていたけれど、 「これは食える」そう確信出来るキノコには出会えなかったのだ。
農道に置いた車に戻った時には昼飯の時間はとっくに過ぎてましたから、 国道20号を甲府方面に車を走らせて道沿いで営業している食堂へと向かいました。
国道を渡る歩道橋上から塩山方向、
遠く木賊・破風山・雁坂嶺が見えている。
「甲州市」そんな名前になったこの地域を走る国道20号線はぶどう畑や桃畑が広がる扇状地地形の真っ只中を緩く下って行く、 眺めも良く気分良く走れる道路です。
さて、 お目当てのキノコは全く駄目でしたが、 まだ店頭では見かけない甲州種のブドウが綺麗に色づいているのが目に付きました(Top写真)。 お土産はこれにしました。
食べる分より多めに購入、 家に戻ってやった作業は、ぶどうジュース作りです。
ブドウの房から実を摘み取って
土鍋に放り込みました。
しゃもじを使ってブドウの粒を潰しました。
この潰す作業で滲みだして来た果汁をスプーンで掬って舐めて見ましたが、 それほど甘くも無く、酸味もなく、 なんとも素っ気ない味の果汁でした。 これから数日おきに味を試して見るつもりです。 何しろ「ブドウを壺に入れて置いたら、どんな変化をして行くのか」それを試してみるのが当面の興味ですからね。 発酵してぶどう酒になる前に無くなってしまうかもですがね。