雪の結晶を撮影する時には撮影対象の小さな雪の1片を試料ステージに乗せてレンズの直下に置く。 その試料ステージの上に形の良い雪の結晶を搭載するまでに一苦労があるのだが、 載せた後もステージの温度が高いと結晶(氷)は直ぐに溶け始め、形が崩れてしまう。
昨シーズンまでは52Φのレンズフィルター枠にサランラップ様の薄いフィルムを皺の生じない様に張り渡した物を試料台として使用していた。 そのフィルム上に雪の1片を載せて撮影していた訳です。
ところで、2016年のシーズンからは試料搭載台は五百円玉大の外径で中央に12mmΦの穴が開いた銅・ワッシャーを使用することにした。 そのワッシャーに昨シーズン同様に薄いフィルムを張って、そこに雪の結晶を置く事になるのだが、 使用する直前まで冷却しておいた方が良いだろう。 そう考えて、 「試料台予冷ユニット」なるものを製作したのだ。 それはTop写真の様な物だが、 これは ”冷却ステージ実験@津南 ”の実験記事の際に使ったアルミ製の放熱器やプラスチックで作った氷水の容器を使用したものだ。
雪を溶かしたシャーベット状の水の中に放熱器のフィンをドップリと漬け、 冷却されたアルミ材の上に銅の試料台を乗せて置けば、 零度近くになって呉れるはず。 そんな予冷ユニットの黄色い箱を左手に持ち、 右手には細い絵筆を持ち、 降る雪の中から六華の結晶を見つけて絵筆で掬い取り、 試料台の上に乗せるのだ。

そして、 撮影装置のカメラ・レンズの下、 これまた冷却されている試料ステージ・ベース上へとプラスチックの薄板で作った試料台ハンドル(写真には”Stage Handle"のラベルが貼ってある)を指で摘んで持ち上げて、 撮影試料を予冷ユニットからステージ上に移送する。
撮影開始までの作業は以上の様な流れを想定しています。
さあ、 早く関東地方にも雪がふらないかなー!!
昨シーズンまでは52Φのレンズフィルター枠にサランラップ様の薄いフィルムを皺の生じない様に張り渡した物を試料台として使用していた。 そのフィルム上に雪の1片を載せて撮影していた訳です。
ところで、2016年のシーズンからは試料搭載台は五百円玉大の外径で中央に12mmΦの穴が開いた銅・ワッシャーを使用することにした。 そのワッシャーに昨シーズン同様に薄いフィルムを張って、そこに雪の結晶を置く事になるのだが、 使用する直前まで冷却しておいた方が良いだろう。 そう考えて、 「試料台予冷ユニット」なるものを製作したのだ。 それはTop写真の様な物だが、 これは ”冷却ステージ実験@津南 ”の実験記事の際に使ったアルミ製の放熱器やプラスチックで作った氷水の容器を使用したものだ。
雪を溶かしたシャーベット状の水の中に放熱器のフィンをドップリと漬け、 冷却されたアルミ材の上に銅の試料台を乗せて置けば、 零度近くになって呉れるはず。 そんな予冷ユニットの黄色い箱を左手に持ち、 右手には細い絵筆を持ち、 降る雪の中から六華の結晶を見つけて絵筆で掬い取り、 試料台の上に乗せるのだ。

そして、 撮影装置のカメラ・レンズの下、 これまた冷却されている試料ステージ・ベース上へとプラスチックの薄板で作った試料台ハンドル(写真には”Stage Handle"のラベルが貼ってある)を指で摘んで持ち上げて、 撮影試料を予冷ユニットからステージ上に移送する。
撮影開始までの作業は以上の様な流れを想定しています。
さあ、 早く関東地方にも雪がふらないかなー!!