終活よりも跡始末

2015-10-13 11:55:18 | タナカ君的日常
 就職活動を「就活」、 人生を終える準備もそれに語呂を合わせた二字熟語で「終活」なんて言葉が使い出されているし、 知り合いの人の口からも今年「終活」の言葉を聞いたものだった。 それは若い頃からの趣味のスキーや登山に利用してきた山荘を「無住のあばら家にする事無く、金を掛けてでも解体しきちんと廃棄しよう」それは「終活の一環として、やっておくべき事」そんな文脈の中での「終活」だった。

 僕だって父や母の亡くなった歳を越えて来てしまっているし、 平均寿命まで残すところ10年ほどの年齢になっているのだから、 時折は「この世とのオサラバの姿を想うこともある」 そして「その時迄にやっておくべき事は何か・・・」 そんな事も考えるのだが、 その行為を「終活」と言う二字熟語で表現するのには何か抵抗を感じているのだ。 含まれる「終」の字が嫌なのか? 二字熟語であることへの不満なのか?

 じゃあ「タナカ君はどう表現したいの?」と聞かれたら、 単純に「後始末」だとおもうのだ、 でも「後」の文字を「痕跡」の「跡」を使った「跡始末」にしようとは想うけどね。
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