閉じ込められて居るのは何かな?

2019-09-21 13:19:03 | タナカ君的日常
 ざっくりと彫り出された犬、 時折 「良いなあ!」 と想いながら眺めている。 その犬の左に置かれた角材は今月の初旬に富山県南砺市・井波の木彫見物に出かけた時に入手して来た物です。

 「材料と適切な刃物があれば彫れる・・・ そんな簡単な事では無い」 と言うのは判ってはいるのだけれど、 この角材で、 右側の犬に相ふさわしい動物の姿を彫り出せたら素晴らしいと心の中では思っている。

 その角材の表面に鉛筆で「桂」と書かれているのに気づくだろうか? これは刃物店の店先のダンボール箱に端材として入っていた物ですが、 彫刻刀を購入したオマケに無料で頂いて来た材料なのです。

 イタリアのミケランジェロの様な彫刻の巨匠たちは「大理石の塊に埋もれている神々を石の中から救い出す」 そんな強い意志を持って見事な石像を作り出していたそうだ。

 俺が三辺の合計が190mmほどの木片に刃物を当てて何を彫り出せるだろうか?  俺の心の中には強い意志なんて無くて、「お前には動物は無理」、 「出て来るのは木屑だけ」、良くて「将棋の駒の半セット程度にして置け」とう軟弱な声が聞こえて来る。

 まあ来年の誕生日くらいまでを期限に、 トライしてみます。
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