修理完了した etrex 32j の姿
GPSの廃棄を決めた友人に電話で 「使える様になったと」伝えると同時に、 「何故Powerスイッチが破壊・損傷することになったのか?」 質問してみた。 それと言うのもPowerスイッチ操作部位のケースのゴムの破れの原因や、 破壊されたスイッチ本体の一部が何故ケース内部に残っていないのか? もしかしたら彼が、 動作不良になったGPSの電源スイッチの様子を見るために、 「彼自身がゴムを破り、 内部から細かく割れたであろう部品の一部を取り出す様な事をしたかもしれない」と想ったから聞いてみたのです。 しかし返事は 「No! 俺は何もしていないよ」、 「ただパッキングの際にギュウギュウ詰めで何か力が加わった可能性は有るかも・・・」でした。
P 板をケースから取り外すには T5 星型ドライバーで
1本のネジを外す必要がありました。
破壊されたPower スイッチの様子はこの様でした。
この写真はスイッチ上部にかぶさった液晶ディスプレイユニットを
外して撮影しました。
このPowerスイッチの様子を確認するため、 そして半田付けするためにもGPSを分解する必要がありました。 その分解段階の写真をごらんいただきます。
上: 表面パネル、 下: 基板取付 & 電池収納 ケース
T6 星型ドライバーで6本のネジを外して、 分解しました。
液晶ユニットが乗った状態の制御基板
液晶ユニットはP板との隙間にマイナスドライバーを入れ、
軽くこじって持ち上げた、Powerスイッチ部分を見る目的です
基板に載った表面実装タイプスイッチと同じ規格(寸法・特性)の物を入手したかったが、 モノタロウ、 秋月電子、DegiKey、Amazonなど、 あれこれ探しましたが、結局見つける事が出来ませんでした。
仕方なく、 小型な押し釦スイッチをAmazonで購入し、 GPS側面に出臍の様に取り付けて完成としました。 しかしそのままではポケットに入れて行動中に電源スイッチが押され、 Power Off しかねません。 それで最終的にはスイッチの周囲にゴム足をくり抜いて作ったガードを接着して取り付けて 「完成!」(Top写真) としたのです。