山菜採りの計画

2023-04-22 22:01:55 | 国内旅行と山歩き

 「春になったら、 また山菜採りに行こう!」そんな話は随分前から出始める。 そして日程を決めてから実際に出かけるまでのあれこれを書いてみる。

 

 春の山菜と言っても種類も幾つかあるが、 植物の芽生えや成長の時期なんて気象条件によっても大きく影響を受けるし、フキノトウとワラビの様な品種の違いによっても、 その最盛期は3~4週間の差が有ったりする。

 また食べごろサイズの物が採れる期間についてだって、 わらびなら採取した後に、 少し日を置けば地下茎からまた新たに顔を出してくることも期待出来る。 しかしタラの芽なんか最初に出た芽が摘まれると、 「二番」とか呼んでいる脇芽が出て来たりもするのだけれど・・・、 それも摘んでしまうとタラの木を枯らしてしまう危険性があるので、 それは避けたい。

 つまり最初に出た芽が食べごろサイズになる時期に合わせてタラの木が生えている地域に出掛けたいのです。 しかし、 身近に生育エリアがあるなら、 毎日の成長を眺めて 「よし明日採ろう」 と考える事も出来るけれど、 東京近郊に暮らしていて、 100km以上離れた地域に出かけての山菜採りでははそれは叶わない。 そんな訳で山菜採りに出かけて「タイミング良く獲物が取れればラッキー!」 そんな面がありますね。

 

 その他に、 天候の良し悪しも山菜採りの楽しさに多いに影響します。 また参加予定メンバーの日程的な都合も考えなくちゃなりません。 そんなあれこれを勘案して、 今年の春の第一回目の山菜採りの日程は4月20日~21日に決定しました。

 

 初日は月夜野IC 近くの「道路情報ターミナル」の駐車場に10:00AMに集合。 群馬県・川古温泉地域に入りました。 現地では半袖シャツで行動しても暑いくらいの「夏日」と呼んでもよいほどの陽射しが一杯の一日でした。

川古温泉に向かう途中の花桃畑では赤い花が真っ盛りでした。

 川古温泉奥でタラの芽をゲットした後には、 三国峠越えの国道17号ルートで湯沢に向かい、 名の売れた「へぎそば屋」さんで昼食、 最終的には魚沼市地域に向かいました。

 

 今年の雪解けは「昨年に比べたら10日以上は早そう」との思惑通り、 田畑の残雪はほとんど消えていました。

 

 JR只見線の須原駅に向かう途中の枝垂れ桜が多数植えられた畑があるのですが、見事に満開でした。 あの桜畑は個人の所有地と想像していたのですが、 今年は内部に散策路の築造の如き工事をしていましたから、 本当は何が目的の土地なのか?判らなくなりました。

 

昨日の集合写真の背後に広がったカタクリの群落

 

 山菜の獲物の有無も楽しさに影響しますが、 こんな花桃・枝垂れ桜・カタクリなどの花の有る風景を楽しめのも素敵なことです。

 

 2日目は曇り空、 時折小糠雨の天候の中、 午前中だけコゴミやフキノトウの採取地をめぐり、 道の駅で昼食をすませ、 帰途に着きました。

コメント