GPS etrex スイッチ部分 穴の補修

2023-04-15 09:47:39 | DIY

 GARMIN社のGPS etrex の修理の話を続けて来た。 今日はその最終回(のつもり)。 GPSの側面両サイドには押し釦スイッチが並んでいる。 防水の実現のためにケース側面の表面素材はゴムで作られている。

 

 しかし、今回楽しませてもらった etrex は長年の使用や、 何らかの理由で強い力が加わり、 そのスイッチ操作部の表面ゴムが裂けたり穴があいたりしていました。 先回までの記事ではPowerスイッチのSW交換を主として扱って来たが、 今回は同じ右側面にある [ back ] ボタン部分のゴムの損傷修理について書きます。

 

 当初の損傷は裂傷程度であったのだが、 僕は彫刻刀でスイッチ操作穴のサイズの範囲を切り込み削除した。 そのままでは穴からゴミや水が入り放題。 完全と言えませんが、穴を塞ぐ工作を行いました。

 

修理に使用した部材 :

  ゴム紐 百均で購入。

  瞬間接着剤 プライマー付き DIYのお店で購入。

  強力両面テープ 厚み 1.1 mm。

 

 百均で購入したゴム紐ですが、 完全に平坦では無く、ややゆるくカーブしていました。 上の写真には丸められたゴムの右上付近に、 白色・両面テープを貼り「平坦では無く、反った様子」を見ていただける様にしました。

 

 このカーブは今回に限っては忌むべきものでは無く、 歓迎すべき状態でした。 GPSケースの側面カーブに都合よくフィットしてくれたからです。

 

 このゴム紐をケース本体のゴム部分に接着するための接着剤は

「アロンアルファ・プラスチック用 プライマー付き」を使用した。

 

 接着の際の下地処理に使用する「プライマー」なる物の存在は知っていましたが、 実際に使用するのは初めてでした。

 接着後に剥離を試した結果、 かなり強力な接着状態になった事が確認出来ました。

 

 Top写真に小さな将棋の駒の形をした白色部材が見えますが、 これは厚み1.1mmの強力両面接着テープと薄いプラスチック板(食品トレイから切り出し)で、 [ back ] ボタンを押す際の目印です。 またこの将棋の駒風に見える反対側には厚手の硬質ゴムを強力両面接着テープで貼り付けてあります。 その内部に貼り付けたゴムの厚みですが、 ノギスでスイッチまでの空隙の寸法を計り、 およそ4.5 mm ほどのサイズとなる物を作り、 貼り付けたのです。 それで丁度良くスイッチ操作が出来る様になりました

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