コロナ禍が収束して4年振りになるかも知れない山仲間のSさんに誘われて、 高尾山にハイキングに出かけた。 同行は僕、そしてEの三人。
富士山が見えなかった山頂展望台
一日中曇り空の天候で高尾山の山頂からは富士山の姿は見られなかったが、 何故か大混雑に近い人出と出会った一日だった。
オオモクゲンジの木@JR高尾駅フェンス脇
集合場所はJR高尾駅で午前9時、 早速歩きだして・・・と書き出す所だが、 駅構内を仕切るフェンス際に緑の木立の先端がクラフト紙の淡い茶色と同じ様な色合いに見える部分が有って、 その花とも葉とも思える部分に黒っぽい玉が付いたものを見かけて、 それが何であるか?に興味が集中し、 Googl Lens機能で確認したりで10分近くも費やしただろうか。
まあ、 「高尾山は軽い山!」そんな意識が全員にあったものだから、 そんな時間の経過も問題無しだった。
山頂へはケーブルカー駅の脇から始まる沢沿いの「6号路ルート」を利用、 山頂には途中2回の休憩で12時少し前に到着。
売店なども在る山頂広場は大混雑の人出であったが、 適当な一画に腰を下ろし、 昼食休憩しました。 S さんが持参したコンロで作った温かいフカヒレスープなどをいただいた。
そこまでは僕にとって、 いつもの軽いハイキングであったのだが。 薬王院を経由しての下山ルートを歩き出してから、 突然苦難の山となってしまった。 左股関節周辺に明らかな痛みが発生し、 通常のペースで歩を進められなくなってしまったのです。 しかしまあ、 痛みを感じはじめた左足の足先を左に大きく捻って歩を進める事で、 痛みの感覚が大きく減少する事を発見し、 1号路の途中、 金毘羅台展望所から東に伸びるルートを国道20号まで下り切り、 国道に面し喫茶店でハイキング無事終了の休憩をとる事が出来ました。
その喫茶店の近くには押しボタン式の信号の有る横断歩道になっているのだが、 道路の反対側の歩道を歩いていた老女が押し釦を押してから信号の切り替わりを待つこと無く、 歩道を渡り始める行動を起こしはじめた。 高尾駅方向から走って来ていた車が急ブレーキを掛けて停止。 その時に生じた近隣の住人であろう周辺の人々の行動から判断すると、 どうやらその老女は認知症。 正常な行動が出来ない人物として知られた人であったらしい。 あんな状態の人を車で跳ねて怪我させたら車の運転手は大迷惑。 何事もなく済んでホッとしましたよ。