昨日のブログタイトルは
だったけれど、 「下駄ユニットの組み立て完了」に留めて置けば良かった、 などと頭の中で思い悩んでいる今朝のタナカ君です。
さて、それはどういう事か? 今日の話題はそれです。
組み立ての完了した撮影システムの筐体上部を指先で軽く奥側に押す様な力を加えるとカメラユニットがいとも簡単に後方にのけぞってしまうのです。 これでは撮影現場でシャッターボタンを押したり、フォーカスリングの調整などの操作を行う時に不安定で困ります。
「どうしてそんな事になるのか?」考えてみました。理由は簡単でした。 「組み立て完了」と言っても、
従来在った重さが639グラム の拡大レンズユニットは9号機では不要となるために、 取り外しました。 カメラ本体もまだ取り付けていません。 つまり、 カメラユニット全体で1.5 kg ほど軽くなってしまっていた事が原因の一つです。
その事を確認するために、 3 kg のダンベルをカメラユニット上部に乗せてみました(Top写真)。 それだけで「筐体の上部を軽く指先で押すと後方にのけ反ってしまう」問題はいとも簡単に解消すると確認 出来ました。
しかし、 そんな重量物をカメラユニット上部に装着したらカメラのモニタ画面が見えなくなったり、種々の操作にも支障を生じます。
今後カメラ本体をユニットに組み込むだけで片付かなかった場合、 カメラユニット側面になんらかの重量物を付加出来る様に工夫します。
その他にも問題がある事がわかりました。 ベースユニットの上に載せたカメラユニットに対して前後と左右に力を加えた場合、 明らかに左右に揺らす力に対する剛性が弱いのです。 これも理由は簡単です。 カメラユニットを搭載する部分に組み込んであるL型アルミ材の形状(15x15、1.5t , L= 270 )および、 長さ 270 mm もの その両端を 小さな皿ネジ 1本でネジ止めしている構造ならびに、
下駄ユニットの追加組み込みによって背高ノッポな形状になった撮影システムの構造が左右の揺れに弱くなったと考えられます。
これに対してはL型アルミ材の形状(35x35、2t , L= 300 )の物を今朝注文しました。 それが届きしだい組み替えてみます。