横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

ショックだったね

2021-12-29 | 
冬休みに入って、今日も留守番の孫です。

盲腸の手術から3週間が過ぎましたが、あと2か月半くらいは運動禁止
一番元気に飛び回りたい時期なのに可哀そうですが
聞き分けができる年齢になっていたことが救いです。

そんな中、大変ショッキングな事件が起きました。

事件なんて大げさかもしれないけど、我が家にとっては事件

文鳥の番がいますが、白文鳥が死んでしまったのです。

それも、言葉にするのもつらい死に方で・・

鳥かごは昼間、ベランダに掛けていますが、突然バタバタッと

猫?時々猫が鳥かごの上に乗って脅すのです。

でもこの時は違いました。
はっきりは見えなかったけど、少し大きな鳥でした。

慌てて追い払ったのですが、すでに息絶えていました。

白文鳥は、眼が見えていませんでした。
飼い主と違って夫婦仲が大変よく、眼は見えなくても2羽が寄り添う姿は
老後はこうあるべきと、いつも感心していたほど

襲われたとき、眼が見えないからでしょう、逃げ切ることができなかったのでしょうね。

真っ白な羽が赤く染まっていました。

それをまともに見てしまった孫はあまりのショックに号泣

しばらく何を言っても聞き入れることができなくて
2時間くらいしてようやく落ち着いてきました。

これは昨日の出来事でした。

この後、私の為の花を買いに行ってくれたのですが
花屋さんに行く道々、「白ちゃんにお花をあげたい、いい花ことばのをさがすから」
と言って、スマホで検索、ピンクのガーベラにすると、
花言葉は<感謝>だそうです。

花屋さんで買った一本のガーベラ

じーじと埋葬した土の上に置き、手を合わせていました。



身近な生き物が死んだことを、生まれて初めて経験しました。

辛かったね、でもあなたの優しい気持ちは白ちゃんに伝わっているよ。

人間が同じことをしたら、それは絶対許されないことだけど
動物は本能で生きてるからね、大きな鳥は小さな鳥を狙う

「弱肉強食なんだね」ぽつりと言いました。

「そうだね、でも人間だってこれからどんな辛いことが待ってるかもしれないんだよ
じいじもばあばもこの年まで、いろんな辛いことを乗り越えて今があるんだよ
だから負けちゃだめ、でも、優しかったね、白ちゃんも喜んでいるよ」

生き物はいつか命が終わるときがくる、わかってはいたでしょうけど
実際目の当りにしたら・・大人だってショックです。

まして、まだ人生経験の浅い子供が・・その気持ちがわかるだけに
大人もどう対処したらいいのか迷うところです。

孫にとって大事件でしたが、私たち大人にとってもこのような時
どう対処すればよいのかを考えさせられる事件でした。

そして、この子を番犬にしておくしかないわね、と、お気に入りのぬいぐるみの登場でした。



これからしばらくは、毎日手を合わせに行こうね。

残された黒ちゃんがとても寂しそうです


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