大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/3 キクイタダキが天守閣東配水池と元博物館横。

2014年11月03日 | Weblog
 今日は、快晴の秋晴れ。

 早朝に大阪城公園へ向かう道で、ビルの植栽から 「カッ・カッ・カッ」 と声がする。立ち止まって目をやると、ジョウビタキ。
 「みっけ!」 クリクリ目の♀。可愛い顔でお辞儀しながら、「カッ・カッ・カッ」 をくり返す。

 私が野鳥に興味を持っていなければ、関心がなければ。気付くこともなく通り過ぎただろう。

 昔読んだ本を思い出した。・・・ある武士の話し。

 いつものように登城しようと玄関を出た。ふと見ると足元に小さな花が咲いている。
 「あっ!」
 毎日、朝夕ここを通っているのに、この花に気づかなかった。

 その日から武士は帰ってこなかった。


 ジョウビタキに気づく日々を過ごしていることに感謝。 ジョウビタキに気づいた人生が誇らしい。

 大きな家に住むこと・・。大金持ちになること・・。立身出世すること・・。
 でも花にも気づかないような日々は何だろう。・・・生きていることの意味。

 キクイタダキ、天守閣東配水池西側の高い木、針葉樹。観察撮影条件は悪い。下の方に下りてきたこともあると。元博物館横でも観察されていると。計4羽かな。
 やがて、キマユでも一緒に見られたらこの冬も。

 
 天守閣東配水池の南側で、カラの混群。シジュウカラ、コゲラ、メジロ、エナガ。
 エナガは9羽を確認。コゲラは2羽。

 シロハラが増えてきた。
 みどりのリズム、市民の森、豊国神社東、飛騨の森、音楽堂西上など各所で8羽。ジョウビタキも多く、いよいよ冬の鳥たちの季節。

 先日、師匠と仰いでいる神戸のMさんの事を書いた(10/23)

 すると、Mさんから葉書が届いでびっくり。 文字も、葉書びっしりの言葉も、みんな一緒。昔と一緒。 一目でMさんと分かった。
 文章が裏面いっぱいで足らず、表の下半分まではみ出すのも、昔とまったく一緒。 懐かしい。

 数か月で80歳になられるとある。私もあと数年で70歳。当然と言えば当然。 思い返すとあのころは若かった。

 夏鳥たちにはもう合えないだろうと思っていた。
 音楽堂西上の藤棚のところで、キビタキ♀型1羽。 まだいたのかー。と。 そこで出会った方から、市民の森でクロツグミ♂と♀を観察したと聞く。

 
 控えめな性格の方なのか、「クロツグミのような・・・」 の言葉に、失礼ながら詳しく聞き返すと、
 黒くて、白い腹にぶつぶつがあって、くちばしが黄色で・・・
 「クロツグミやろー!」 って突っ込みそうになる。

 元博物館横の空堀石垣にイソヒヨドリ♂。最近♂も♀も見られている。
 飛騨の森でアオバト。 梅林ではアオジ。 梅林南側上桜広場でホオジロ。
 冬の近い事を感じる。

●今日の鳥たち。
 ハクセキレイ、シジュウカラ、シロハラ、モズ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、オオタカ、キビタキ、クロツグミ、ジョウビタキ、カイツブリ、ウグイス、メジロ、カワラヒワ、イソヒヨドリ、アオサギ、アオジ、エナガ、コゲラ、ホオジロ、キクイタダキ、アオバト、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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