大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/14 オオバン35羽に。カンムリカイツブリも滞在中。

2014年11月14日 | Weblog
 豊国神社の柿がたわわに実っている。神社の人は食べないのだろうか。ひょっとして渋柿?
 その柿にメジロが見られるようになってきた。もっと熟したころにはヒヨドリやツグミなども集まってくる。

 今朝は一段と冷え込んで冬の到来を感じさせる。
 昨年着ていた冬の上着が見当らない。部屋中探したが見当らない。クリーニング屋にそのままになっているのか。それなら、何らかの連絡があるだろうし。

 カンムリカイツブリは今日も滞在中。7日目。
 少し前にひでキングが、「金曜日に行けるので、それまでいてほしい」 とメールで。毎日、今日もいてくれた、今日もいてくれたと、祈るように確認していた。

 今朝、城南地区で出会ったら、カンムリカイツブリ!とカメラのモニターを。
 よかった。やれやれ。えてして前日に抜けてしまう事がよくある。私も何度も苦汁をなめた思い出がある。

 音楽堂西上でカラの混群。メジロがやたら多くて、必死に数えたが20羽+くらいまでしか。実際は30羽はいたのでは。シジュウカラが4羽。
 エナガを探したがこの群れには入っていなかった。

 大阪城公園での混群はせいぜい、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、エナガだろう。時にヤマガラやキクイタダキ、キマユムシクイなどもあったが。

 先日届いた 日本鳥類保護連盟の機関紙 「私たちの自然」 の記事に、「鳥類の混群における音声コミュニケーション」 (総合研究大学院大学 先導科学研究科 鈴木俊貴) との記事があった。
 
 その中で、記事の本来のテーマとは違うが、長野県での混群に付いての記述に 「コガラ3~5羽、シジュウカラ5~10羽、ヤマガラ2~3羽、ゴジュウカラ2羽、コゲラ2~3羽、アカゲラ1~2羽」 が目に付いた。

 やはり大阪城公園の混群とは違うなぁー! アカゲラまで混群に? 信じられないくらい。いいなぁー。贅沢な混群。

 オオバンは、順調と言うか昨年のようにと言うか日々増加。
 今日は、東外堀13羽、西外堀2羽、北外堀20羽、合計35羽。もちろん今期最多。

 オカヨシガモは、東外堀、北外堀で75羽。
 ヨシガモは、東外堀、南外堀、内堀で27羽。
 ヒドリガモは、すべての堀に飛来で計390羽。今期は連日300超え。400羽も近いうちに。ヒドリガモがこんなに多くなるとは我が目を疑う。

 マガモは、本丸日本庭園池と西外堀で2羽。
 カルガモは、東外堀、人工川、西外堀、北外堀で23羽。
 ハシビロガモは、東外堀、南外堀、北外堀で53羽。
 コガモは、南外堀に13羽。

 ホシハジロは、東外堀、内堀、北外堀で47羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で64羽。

 シロハラ、ツグミが各所で出合う。まだ樹上が大部分。鳴き声も多い。
 ジョウビタキは、ピーク時よりやや減少傾向。今日は6羽。

 セグロカモメが第二寝屋川で計4羽。

 ハクセキレイは各所で14羽。キセキレイは1羽。カワセミは西外堀1羽。
 種ハクセキレイは、大阪城公園で普通に見る亜種ハクセキレイ以外に、多くの亜種が見られている。何だハクセキレイか!とあっさり見逃さないで、できるだけ確認。 日本鳥類目録改訂第7版には、次の7亜種が掲載されている。

・亜種 ニシシベリアハクセキレイ
・亜種 メンガタハクセキレイ
・亜種 ネパールハクセキレイ
・亜種 シベリアハクセキレイ
・亜種 タイワンハクセキレイ
・亜種 ハクセキレイ
・亜種 ホオジロハクセキレイ

 何となく顔が違うなと思ったら、とりあえず写真に撮っておくのがいい。後からゆっくり調べる。

●今日の鳥たち。
 セグロカモメ、ハクセキレイ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、カワラヒワ、メジロ、ジョウビタキ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、ユリカモメ、イカル、カイツブリ、コサギ、キセキレイ、カワウ、カンムリカイツブリ、アオジ、コゲラ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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