・・・先日、書類の探し物をしていた時に、10年前くらいに恩師と考えている人から時々送って頂いた、雑誌掲載のエッセイのペーパーが何枚か出てきた。
そのうちの一枚に、「ピンピンコロリ入門」と云うテーマのエッセイがあった。
その人は94歳の長寿を全うされた理系の先生なので、自分の身の周りも含め、世の中の事象をデーターで捕えて、考える方だったので、何事も、よく観察されて居られた。
上記主題のエッセイも、反論できないデータで論を進めておられる。
そのエッセイには、旧制大学の同級生は31パーセントの割合で、エッセイ執筆時の年齢87歳まで、生きておられるそうでした。 きっと、計算されていたのだと思います。
そして、其の方の知人等に、長寿の内容を調べると高齢まで、生きられる方ほど、睡眠中にコロリと人生を全うする割合が多いそうです。
つまり、年齢を重ねて高齢になることが、誰しも願う人生をコロリと終わる可能性を高めるためになると云う事です。
ただし、先生によると、心臓を鍛え、脳を活性化していないとその恩恵を得られないそうです。
また、そう云う事を考え、日々、実行しておれば、明るい気分で居れるので、幸福がえられるそうです。
このエッセイを改めて読んで、得た結論は、年をとって、体の衰えや運動の不自由を嘆いたり、物忘れの進行など、のマイナスを考えるより、よりプラス思考で高齢の新たな目標を得て、日々努力する方がより良い人生の送り方が出来る気がしました。