・・・私が購入している朝日新聞の連載記事に「折々の言葉」と云うのがある。
最近、連載が始まったらしく、読み始めてまだ新しい。
表題の「同じ釜の飯を食う」と題で言葉の意味が書いてあった。
会社に一緒に入った仲間は「同じ釜の飯を食った仲間」と云う事で、退職をしても長付き合うことが多い。
表題の言葉「同じ釜の飯を食う」は誰でも知っている言葉である。
同じ意味を持つ英語の言葉に、会社を表す「Company」 と同じ仲間の単語の「Companion」と云う単語がある。
「Companion」の意味は仲間、友人のことを表す。
これは元々ラテン語の「Companion」からきていて、Com- (共に)+ panis(パン)+ -ion=「共に食事をする仲間」と云う意味である。
その昔、(多分、江戸時代末期と思いますが、)日本で初めて、「Company」と云う英単語を「会社」と訳を当てた人は、多分、「共に食事をする仲間」と云う意味を知って訳したのかと思い当たりました。