・・・ラジオの文化講演会で、ゲノムの遺伝子変異の研究についての話を聞いた。
一つ興味深い話があった、それは日本人のゲノム遺伝子の突然変異を調べていて、面白いことが分かったという話です。
ヨーロッパ人のゲノム遺伝子変異調査で分かったことは、背が高くなるという遺伝子変異が見つかったそうです。 そして、ヨーロッパ人で、この遺伝子配列がだんだん一般化しているそうです。
日本人のゲノムの遺伝子変異を調べると分かるのが、一番新しいゲノムの遺伝子変異は何かと云うことを調べると、日本人が今住んでいる環境適応で向かっている一つの変化の方向が出てくる。
進化している(?)と思われる性質は何かと云うと、それは、「酒に弱い」というゲノム遺伝子変異がここ数千年単位の変異として、見つかっているそうです。 日本人のお酒に弱いというゲノムはこれから、モッと一般化していき、そうなると日本人全体が酒に弱くなるということです。 数千年前の出来事が関係している変異と云うことから、東南アジアの稲作民族には、みんなあるということになるそうです。
そして、最近の研究報告によると、人類全体でも遺伝子変異の研究結果として、「酒に弱くなる」と云う因子が増えているそうです。