ロシアのプーチン大統領が隣国ウクライナに侵略戦争を仕掛けて、毎日、テレビ、新聞で戦争の報道がなされている。
何故、プーチンが戦争を始めたのかという理由は、アジアに住む私たちには、良く分からないことが多い。
しかし、プーチンの言葉に「ウクライナは、歴史的に見てロシアの一部である」とある。
プーチンのような、帝政時代にロシアを戻そうとしている人が指導者になれば戦争をするのだという事を今回の戦争で、我々は知った。
そこで引き合いに出されるのが、中国の習近平である。
立場は、プーチンとよく似た、国を専制支配しているような指導者です。
そして、中国は、南シナ海を自分の国の領海内だと宣言して、南シナ海のサンゴ礁を実効支配し始めた。
私は、最初、中国が自分の国の領海と云う根拠が良く分からなかった、が最近、ウクライナ、ロシア戦争の報道を聞くうちに分かったことがあった。
それはネットで「中国の国恥地図」というのが出ているので、記事を読むと何と無く、中国が言っていることの根拠が理解できるようになった。
中国は清国の時代、朝貢してくる周辺国を含めて、中国の領土と考えていたらしい。
したがって、日本の関係でいうと、琉球王国はそのころ独立国ではあったが、清王朝の時代、日本と両方の国に朝貢していた。
そのことをもって、現在においても過っての中国の領土と考えているらしい。
写真はインタネットで公開されている、1933年当時、中国の小学校で「国恥地図」として掲載されていたもので、今の中国が国境紛争している地域も含まれていることを合わせて考えると、現在の中国が領土と言っている根拠がわかる。
今後、ロシアの戦争の行方がどうなるかは、一つにロシアや中国の指導者の考えによるところが大きいように思う。
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