先日来、皮工作と木工が組み合わさった和太鼓作りに取り組んできました。
素人で、初めての経験なので、無駄なことをしたりして、間違って修正したり色々試行錯誤がありましたが、何とか革を張るところまで来ました。
上は、先回紹介した、合成ウルシを塗った太鼓胴です。
四枚の板を継いで胴を作ったので、つなぎ目には「留め」を打ち込んであります。
一晩、バケツの水に皮を漬け込んで、十分水を吸わせてから、一か所ごとに四つの切りこみを、皮の周囲、合計八か所に入れて、そこに丸棒を差し込み、細いロープを引っ掛け、皮を絞め上げました。
この状態で数時間を放置し、完全に皮が乾く前に、荷造り用のビーニール紐で、再度、力を入れて締めあげました。
この状態で、一日、放置してから、頭部が金色の鋲で皮を留めました。
上の写真は不要になった周囲の余計な皮を切り、胴中央に太鼓を持つ金輪を取り付けた状態です。
鋲も金輪も近くのDIY店で買いました。
太鼓の音は革の張り具合で音の大きさと音程が変わりました。
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