ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

「サーファーズ・イアー」という言葉

2022年03月31日 07時09分16秒 | 日本古代史

縄文時代の海の食物についての研究者の講演の動画を見ていて、表題の言葉を知った。

縄文時代人は海に潜って食物をとっていたらしい、その根拠は貝塚で見つかった縄文人の骨に、水に潜る人の特徴である、表題の「サーファーズ・イアー」が見つかるらしい。

正式には、「外耳道外骨種」というらしい。

インタネットによると、「外耳道外骨種」とは、
外耳道内における異常増殖
良性のものであるから特別の障害はみられない。
これまで環太平洋地域や太平洋内の諸島住民に発見されているが、珍しいらしい。
ペルー出土の古人骨のなかからも,また,日本の縄文時代人骨からも発見されている。
海女にしばしばこれがみられるところから,反復される冷水刺激が成因と考えられている。

また、遺跡から見つかる、西日本の弥生時代の人の骨にも、この特徴がよく認められるらしい。
其の事からわかることは、日本の古代人は海に潜って、魚や貝を取っていたらしい事が分かる。

実際に、古代日本人について書かれた、魏志倭人伝に、中国の使節が邪馬台国を訪れた時の、見聞録に、「今、倭の水人は良く海に潜って魚貝を取り・・・・」と書いていて、このことが、倭人の特徴として書いている。

古代日本において、上の史書からも、また骨の考古学的調査からも、倭人(弥生人)は海に潜っていたことが裏付けられることを知った。


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