縄文時代の海の食物についての研究者の講演の動画を見ていて、表題の言葉を知った。
縄文時代人は海に潜って食物をとっていたらしい、その根拠は貝塚で見つかった縄文人の骨に、水に潜る人の特徴である、表題の「サーファーズ・イアー」が見つかるらしい。
正式には、「外耳道外骨種」というらしい。
インタネットによると、「外耳道外骨種」とは、
外耳道内における骨の異常増殖。
良性のものであるから特別の障害はみられない。
これまで環太平洋地域や太平洋内の諸島の住民に発見されているが、珍しいらしい。
ペルー出土の古人骨のなかからも,また,日本の縄文時代人骨からも発見されている。
海女にしばしばこれがみられるところから,反復される冷水刺激が成因と考えられている。
また、遺跡から見つかる、西日本の弥生時代の人の骨にも、この特徴がよく認められるらしい。
其の事からわかることは、日本の古代人は海に潜って、魚や貝を取っていたらしい事が分かる。
実際に、古代日本人について書かれた、魏志倭人伝に、中国の使節が邪馬台国を訪れた時の、見聞録に、「今、倭の水人は良く海に潜って魚貝を取り・・・・」と書いていて、このことが、倭人の特徴として書いている。
古代日本において、上の史書からも、また骨の考古学的調査からも、倭人(弥生人)は海に潜っていたことが裏付けられることを知った。
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