・・・昨日のテレビでは官邸が、コロナの中症患者は自宅療養でという方針が出されて、与党からも、撤回を求められているという報道がなされてた。
政府が出した方針を即日国会で撤回を、しかも、与党から求められる内閣とは何なのかと思う。
完全に菅首相
それについても思うのは、対極にあるドイツ首相、メルケルである。
彼女はまもなく現役から、退くらしい。
できれば、私としては、日本の内閣の顧問に就任してほしいものである。
上の写真は昨年の12月9日、コロナの第二派の危機にあって、日頃は、冷静なメルケル首相が、この時は感情をこめて、ロックダウンの実施を国民に訴えている時の写真である。
その時、ドイツ国民は彼女のメッセージを受けて、ロックダウンを受け入れた。
これに対して、菅首相の非常事態宣言に対しては、彼の棒読みのメツセイジを、日本国民は「また嘘を言っている」程度で聞き流し、繁華街の人の流れは減っていない。
この違いを日本の政治家はよく考えてほしい。
メルケル首相のことは有名であるが、彼女は東ドイツ出身で、閉ざされた社会の経験者であり、且つ彼女は理学博士で物事を科学的にとらえて判断し、政治を行う。
彼女は、政治の複雑な事象も、問題を冷静に解析し、データに基づいた行動をとる政治家である。
アメリカのチャランボランなトランプとはズット、犬猿の仲で、トランプの親友の安倍前首相と正反対の立ち位置にある政治家である。
今、朝日新聞では、メルケル首相の特集を組んで五回にわたって連載している。
ぜひ日本の政治家は彼女に学んでほしいものである。
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