日本古代史、特に私の興味のある弥生時代から古墳時代です。
この時代においては、沖縄はいまだ狩猟採取の貝塚の時代であったと聞いている。
今朝の新聞に、このことについての興味深い記事が載っていた。
沖縄の中世(グスク時代)人の骨が発掘されたとのこと。
それによると、これらの発見された骨はその特徴から、明らかに沖縄の在来人ではなく、本土の中世人の特徴を備えているそうです。
つまり、沖縄の王朝時代が始まる前の、グスク時代は本土からの移動してきた人たちによるらしいことが分かったと書いてありました。
上の図のように、沖縄は本土の縄文・弥生時代~平安時代がなく、突然、中世のグスク時代に跳んでいるのです。
考古学的調査によると、地理的に本土と沖縄の中間に位置する奄美群島の喜界島で、八世紀からある大集落遺跡が見つかっている。
喜界島を中間地点にして、本土から、南へ移動してきた人たちが11世紀に沖縄本島に来たらしい。
此処で一挙に沖縄は貝塚文化時代ら中世に時代が変わった。
もっといろいろ、調査が進むと、更に面白い事が分かってくるような期待がする。
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