・・・今日、テレビのワイドショウでコロナ対策における日本とドイツの国の対応の比較をしていた。
ドイツの対応に比べ、如何に、日本の政治家の程度が悪いか、出演者みんなで、こき下ろしていた。
昨日の、新聞の記事にも同じ様な日本の政治とドイツの政治のコロナ対応の比較についての論調があった。
その記事の中で、「今、ドイツでは、一時期、ドイツ国内で支持者を会得していたポピュリストたちが、今コロナ禍の中で、大幅に支持が落ち込んでいる、
医者や科学者の意見を参考にして、次々と具体的な対策を打ち出しているメルケル首相が国内で幅広い信頼を得ている。
また、ドイツでは、国の予算が赤字になることを覚悟して、国内ではもたもたしているが、メルケル首相は即座に、最も弱い国民の文化的活動で生活している人、難民へも、補助金を出している。」と報道されている。
その結果、最近、ドイツでは、ポピュリストが使っていた、ソーシャルメディアでなく、新聞や国営放送を信じる人が増えている。
最後に、報道記事は「メルケル首相は、国民を駆り立てるカリスマ性のようなものはなく、新たに生じた重い責任を背負い、深い疲れを感じる顔で、残った力を振り絞り、理性の最大公約数を静かに語っている姿が、ドイツではテレビで見られ国民の信を得ている。」と結んでいる。
これに比べて、日本国内では、昨日も書いた、安倍首相をはじめ野党も含め、むなしい政治家が、小さなことで言い争っている。
一年前ごろ、私はこのブログで、まったく同じようなことを書いていたので、再度、後に載せさせていただきます。
題「良い、国の指導者とは」 2019年6月
・・・内容が不正確かも知れなくて、申し訳ありませんが、新聞報道によると、
ドイツのメルケル首相がアメリカのハーバード大学の卒業式で、トランプ大統領の政治手法を批判すると思われる内容の「高潔さと自制心を持って行動するように、学生に話した」とあった、また、メルケル氏は「うそが真実で、真実がうそに、すり替えられる世界で、市民生活がいかに損なわれるか」を警告し、「思いつき」で行動する前に立ち止まってよく考えた方がいいだろうと発言。
聴衆の声援と笑いを誘った、 講演はトランプ米大統領の名前に一言も触れずに、同氏と米政権を痛烈に批判する内容だった、と報じている。
それを読み、すぐに、思い出したのは日本の安倍首相がトランプ氏を日本に接待し、ゴルフ接待や、相撲接待が主体の政治アピールして、アメリカの新聞に、かなり皮肉られていたらしい。
大事なことは何も正義を語らず、ただ、政治取引のみの二人の関係は一国の指導者として、先に紹介した、ドイツのメルケル首相との対比で、かなり程度の低い一国の指導者であることを感じさせた。
しかしながら、その安倍首相が大きな支持を得て、日本の指導者の地位に居座り続けているということは何故なのか、現実では、それなりに評価されていることを考えてしまう。
指導者として、ドイツで、メルケル首相はどんな政治をしていたか。?
これから、この国を背負う、日本の若い政治家は、安倍首相のまねをしないで、メルケル首相の思想、手法を勉強してほしいものである。