オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【訃報・林圭一プロ】PDLルアーに大変お世話になりました。

2016年03月01日 22時40分32秒 | オズマのバスタックル

 林圭一プロが享年56でお亡くなりになった。心からのご冥福をお祈りします。

 僕がバス釣りを始めたのは1988年G.W.。「トーナメントプロ」だけがプロであり,ほかは評価されていない時代だった。村田さんは別格だったが。

 そんな時代でも,すぐに林圭一プロの凄さは伝わってきた。

 実際,ラバージグの自作・ソーク・ポークチューンは,全部林プロの記事をマネたのだ。包丁で叩いて,ベトベトになって大変だったが。

 僕の始めた頃は,バスタックルを扱うのは「プロショップ」に限定されており,都内では数店舗。そんななかで,「ティムコランカーズ」(吉田幸二,沢村幸弘,林圭一)のプロデュースするルアーは,非常に魅力的だった。

 なにより,「理論的に裏付け」されているのがわかりやすくもあった。

 また,とくに影響を受けたのは「カリフォルニア・ビーバー」である。霞水系に通いだしたとき「これが,いまは釣れるんだ」と言われると爆釣。まあ,なんでも釣れたいい時代だが,間違いなく評価された。買い占め過ぎて,ワームバッグがそれだけになっていたときもあった。

 とくに,社会人になってからは,「PDLルアー」にお世話になった。ワームは一通り使って釣れたし,ハーフスピンという強烈なスピナーベイトの存在を知ったのも,PDLルアーという企画のおかげだった。

 僕はバスプロではないが,たとえば,潮来釣り具がリニューアルオープン(1990年の秋だと記憶している)には,林圭一プロも来るというので行きたかったほど。

 また,雑誌に記事をしっかり書かれていた。写真の「テキサスリグの基礎」などは何度読んでも唸ってしまう。つまり,自分がやりきれていないということを思い知る。

 西山徹さんが亡くなったとき,もう『ザ・フィッシング』を観ることもないかもと思った。実際,あの番組は西山さんの性格のおかげで成り立っていたのではないか。あんな釣りキチになってみたいといつも憧れていた。

 そんな,憧れていた人がまた一人。

 諸行無常である。


【久々にマンガ】ゴクドルズと水原勇気。

2016年03月01日 00時00分16秒 | オズマの読書感想文

 久々に購入した。会社の近くの書店は在庫が豊富で,かつ「お試し版」があるので,失敗がない。

 最初に購入したのが,「ゴクドルズ」という,元ヤクザが全身整形・性転換までさせられてアイドルになってしまうという,前代未聞の『バック ストリート ガールズ』

 笑いが止まらなかった。いやあ,さすがはヤングマガジンというところだろうか。突っ込みどころがありすぎて面白い。

 第1巻では,「第4の男」として,全身整形に失敗しちゃった話が面白い。

 整形といえば韓国が有名だが,そうでなくとも,街中にはいくらでも「その辺のアイドルと変わらない」ような雰囲気の子がいるようにも感じる。学生の多い街だからだろうか。

 僕らの少年時代のアイドルといえば「ありえない存在」だった。たとえば南沙織。たとえば天地真理。自分は幼稚園だったのに,強烈に覚えている。

 そういう,強烈に残る個性はあるのだろうかと,ふとアイドルそのものに対して思いを馳せた。

 そして,水原勇気が活躍する『ドカベン』。まだ続いていたのかという驚きと,水原勇気の存在がまさに「野球狂」であり,梶原一騎とは違った意味で子供の頃から憧れていた。

 ドリームボールは,結局変化予測不能で,打つのが困難というところがミソ。いわゆる「魔球」は理論解明されるとめった打ち。そこが,水島新司が水島新司たる所以だろう。

 それにしても,たまにこうしてマンガのレビューを書いてみても,実は購読が続くものは非常に少ない。30年持っている,なんてものはほとんどない。

 読み返して,いまだにいいのは,『サイクル野郎』だったりするわけです。北方領土問題は,第8巻「ノサップ岬で感涙の巻」で小学生のときに知りました。歯舞はそのときにルビつきのおかげで読めるようにはなっていたんだな。