『釣りキチ三平』を何度も読み返している。
イトウ釣りの章は,実に40年前に父に購入してもらったものだが,以降,この「竿が腕の延長」説に同感。
僕は腕力がある方ではない。そこにヘビーロッドを使うと腕がおかしくなる。
事実,ヘビキャロをやると猛烈に体力を消耗する。
もっとも,25歳ぐらいまではナツメ8号のヘビキャロを普通に使っていたので,慣れの問題もあるかもしれないが。
メトロリバーでコイを釣るたびに感じる。そう,竿が腕の延長,リールなんて所詮は「糸巻き」の機械だと。
バスなんて,コイに比べればまったく引かない魚。重量もコイが圧倒的。
淡水大魚であるコイを積極的に狙ってはいないが,掛かるたびに「ZODIASのこの感覚,なにかにそっくりだ」と思っていたら「腕の延長」の感覚だ。
ZODIASは,設計上2ピースの方が「いい具合に」カーボン含有率を下げている(もちろん僕の好みにあう,という意味です)。
そしてそれがまた絶妙な感覚。
なにしろ,価格では3倍はする「アドレナ2ピース」が「イマイチ」に感じるのだから。
ダイワのベイトフィネスでは「ブレイゾン」が好みだが,いまさら買い換える必要はないだろう。
さらに「BPM」については,竿自体の奇抜なカラーが好みを大きく左右するだろう。事実,僕も購入対象外。
2015年デビューのZODIASだから,2019年にモデルチェンジするかもしれない。
モデルチェンジして「腕の延長」感覚が変わることもあるので,そのときは要注意だな。
それにしても,矢口高雄のネームって,やっぱり「本当の釣りキチ」だと思うよ