みせてもらおうか,ガンダム。
久々にTV版の『機動戦士ガンダム』DVDを引っ張り出した。レンタルしたのも忘れるぐらい前だったが,10数年は前にレンタルしてリッピングしていたようだ(当時は違法ではない)。DVD-Rは全て太陽誘電の日本製である。本当に10年以上もつんですね。WindowsXPが唸りを上げてリッピングしていたっけ。
普段,ガンダムを見る場合は時間も長いのと,そもそもDVDフルコンプリートしていないので映画版である。だいたいその気分で,最初のもの・Ⅱ・Ⅲである。
マ・クベ大佐といえば壺。壺といえばマ・クベ大佐。マ・クベ大佐だからギャン そんなことは40年前も常識だったらしいが,本放送時に小学生だった自分に「戦争」の意味などわからない。ましてや,普段戦闘場面に加わることのなかったマ・クベ大佐が「キシリア様のため」に,自らモビルスーツで出撃する気持ちなど,小学生の僕にはわからなかった...。
しかし,TV版。たしかに制作陣によれば「苦心したまとめ方」らしいが破綻していない。脇役が「ウラガン,お前はマ・クベ大佐の下で何を学んでいたのだ」などと諭すシーンがあったりして,実にセリフが練られているではないか。永井一郎がことごとくチョイ脇役で出演しているのも実によい。
キシリアに媚びる結果,ガンダムに撃沈される。
やはりこの壺のシーンが印象深い。
マ・クベ大佐=壺になったのは,やはりこのシーンのせいだろう。それまで何度も壺は出てきたが,死ぬ間際でも壺。壺はキシリア様から届けられたから溺愛。いやあ,もうオトナの心なんてそんなものという描きっぷり,映画版で削除されたのはもったいないかも
さて,緊急事態宣言は延長される見込みである(効果がないのにさらに延長されて弊害の驚異が増すだけ)。僕が自粛するのは繁華街での飲み会だけ。よい機会なので交際費削減できる。いやいや,正直あと数ヶ月会社がもつのか不安にもなる...。これだけ経済が萎縮すると,転職は非常に厳しい現実だ...。