ベイトフィネスだけで4本もある。シマノが僕の好み。
最初に結論を書くと「ロッド選びはお好みで」よい,である。
比較サイトはいくらでもあるが,僕から言わせれば「大枚はたいて買ってみて,いやこれは違った」なんていうのさえも「あくまでその人の感触」でしかない。したがって,僕がこれから書くことも「参考」であり「絶対」でないということをご理解頂きたい。
15ZODIAS-168L-BFS/2,17エクスプライド-168L-BFS/2,18アドレナ163L-BFS/2,20ZODIAS-168L-BFS/2。
上から順に写真のキャプション通りである。これをひと目で見分けるのは釣り人のキチガイさ加減がよく出ている。実際釣り場に行くと,メトロリバーでは圧倒的な15ZODIAS群 30人の釣り人がいれば10人は持っているのではないかというほどに愛されている。
価格が釣果でないことは,少なくとも僕の釣行記で示されている。水郷時代にヘラクレス(定価5万円以上)というとても高価な竿を使いながらも,1日1匹なんてザラであった。竿がいかに「手の延長」でしかないか,身をもって知っている。
もっとも,メトロリバー移籍後も様々なロッドを試した。そして結論めいたのは「2ピースならシマノ,ソリッドティップなどは応用が効かない」ということだった。
もちろん,個々の釣り方があるので「これがベストだ」とは言えないが,本当にZODIASという竿はシマノ曰く「世界で一番売れている」そうなので,驚異的なコスパを実現しているとは感じる。
カーボンモノコック,ZODIASではメリットを感じられないが。
カーボンモノコックは,13アドレナで初採用された。僕も264UL-2,266L-2を使ったが,途中からZODIASに切り替えると急に出番が減っていった。僕の中では「グリップへの感度効率化」が釣果に結びつかなかったのだ。
並べてみるとガイドの違いなどがよわかる。
一番短いのは当然アドレナ163L-BFS/2である。他は168L-BFS/2。
この微妙なガイド設定・グリップ長が「あれ」「オオ」となる所以なのだろう。
まあ,2ピースで悩んでいたらシマノ,とだけは自信を持っていえる。なにしろ,5年近く使って継ぎ目が割れたりすることさえなく使えるのだから...。