オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【へら専科が面白い】芸能人釣り対決は「ヘラ釣り」で行えば,より「釣り」対決らしくなるのでは?

2020年07月08日 00時00分00秒 | オズマのその他釣りレポート

 芸能人釣り対決番組が,多くの放送局で開催されている。

 しかし,必ず海釣りだ。

 海釣りが,潮回りに影響されることは,釣りを知っている人なら周知の事実。潮回りがわるければ釣れないし,潮回りがよければ釣れる,そんな極端な傾向があるのは変わらない

 本当はバス釣りで対決してほしいが,社会的情勢により不可能だ。

 やはり,釣りの中でもっともマグレの起きにくい「ヘラブナ釣り」で対決してほしい,と思うのは釣りキチの僕だけだろうか。

 下野プロの名言に「海は,所詮潮回りで決まってしまうから」というのがある。いろいろな釣りをやってみると,いかに潮回りという環境に影響される度合いが大きいか,それがわかるのが海釣りである。海釣りを否定しているわけでなはいので誤解しないでほしい。

 淡水の釣りも,もちろん潮回りで影響がないわけではない。しかし「マグレ」がほとんど起きないのがヘラブナ釣りだと思う。

 僕が子供の頃,ヘラブナはまったく釣れないだった。釣りに行く度に父がヘラブナを釣っては子供の僕に自慢する。僕はミミズでマブナを釣るしかない。引きが強くて大きなヘラブナに憧れた。15歳でようやくヘラブナ釣りの「アタリ」の意味がわかりかけ,30歳ごろまで水郷でも釣っていた。

 その度に実感したのが,「バス釣りみたいに,巻いていたら釣れた」なんてことは起きないこと。これでもかとエサ・仕掛けを考え,水中を想定する。釣り堀でカッツケ釣りをマスターしたといえるのは,たしか28歳の頃。FC川越(川越フィッシングセンター)という釣り堀に,土曜の夜19時から21時まで釣りに行ったっけ...。

 しかし,ヘラブナ釣りはまったくといっていいほど「高齢者の遊び」になっている。実際,釣り場で若い釣り人を見ることはまずない。メトロリバー・印旛新川・八郎潟・水郷・琵琶湖,どこへ行ってもおじいさんの趣味にしか見えない。さらには,外道が釣れると殺す残虐非道な釣り人の割合が残念ながら高く,多くのブルーギルなどが「単なる異臭を放つゴミ」と化している。

 このように,負の面もかかえるヘラブナ釣りではあるが,頑張っている雑誌がある。この雑誌は常に攻めている。毎月,立ち読みだが読破している僕がいうのだから間違いない。バス釣り雑誌は5分で読了だが,ヘラブナ雑誌は読了に1時間以上かかるから。

 いまのところ盛り上がる要素の少ないヘラブナ釣り。しかしながら,バス釣りが一定の効果をあげている「釣りガール」導入などをより行ったり,釣り方や魅せ方を変えていけばもっと理解されていいはずだ。

 なお,ヘラブナは国内移入種である。ゲンゴロウブナの改良品種であり,全国各地に放流されているが,「フナ釣り」とくくられるので,一般の人々には「ヘラブナが国内移入種である」と理解されていないのも事実と付記しよう。


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