秋田遠征は,当然新幹線で秋田に入り,あとはレンタカーであった。
レンタカーを決めるにあたっては,なにより価格である。あとは,免責補償などの付帯料金がわかりやすいこと。
いつもなら軽自動車が安いはずなのに,なぜかこの「マツダ2」なるクルマが安かった。
最初は,「新車なのかな,これは」と思うぐらいにアクセルに反応しない。制限速度以下になってしまうこともあった。
しかし慣れてくるといろいろわかってきた。令和2年7月登録の新車である。安全装置がてんこ盛りで,サイドにクルマが来るとミラーに警告点滅まで出る。
あまりにも警告装置が多いので「車線逸脱」警報だけは外していた。なにより,1回でもずれたら「ピピピ」とうるさいのだ。山道を走って,全部車線どうりに走ったらかえって危ないじゃないか。アウト・イン・アウトができないのだから。
それでも,スタビリティがすごく高い。フルタイム4WDのせいなのかは知らないが,とにかく安定しているし,車重は1150kg。6速EC-AT変速なのに常にロックされている感じもある。
4日間で実に450kmも走ったが,消費燃料は22Lチョイ。つまり,リッター20kLを走ったのである 大昔のフルタイム4WDなんて,リッター10kLぐらいしか走らなかったのに。
欲しいという欲求にはならないが,間違いのないクルマとは言える。
でも,釣具満載で乗るとちょっと荷物置き場に苦労するかも
家の軽自動車も安全装置てんこ盛りだが,さらに上があるとは知らなかった。
レンタカーを必要なときだけ使う。僕の場合,年に1回だ。
それでも,運転が怖いとは思わなくなった。もっとも,あの過去以来,ずっと法定速度運転を心がけているだけなのだけれどもネ...。