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雑誌の広告を何気なく観ていると,この商品が目に入った。
シマノがもっとも得意とする「継竿」。ヘラ竿,アユ竿等で養ったいままでのエネルギーが一気に炸裂している
。
5ピースは,シマノでは「ワールドシャウラ」「スコーピオン」ですでに実績を積んでいる。
しかしながら,これらはあくまで「フリースタイル」のためと思われた。そう,思わせたのだ。
宅配業者の運賃値上げが厳しく,1ピースロッドの配送がより困難になっている。
ダイワでさえも,高級バスロッド「売れ線」において,なぜかいまだに2ピースの展開が甘い。STEEZに2ピースがないのはかなりの痛手のはず。個人的には,STEEZで2ピース作ってくれたら買うかもしれないのに。
まさか
バスロッドは1ピースが「偉い」なんて思っている人は,20世紀のままなんじゃないか 「釣り竿」が「所詮,手の延長」と考えられるなら,和竿から引き継がれている継竿は,日本のメーカーなら「当然の技術」でしかないだろうと判断できるはず。
そこをシマノがまた1歩先んじた。
低価格のZODIASでカーボンモノコックを採用して度肝を抜く。さらに,最高価格帯で5ピースを出す。
もう,ありふれたロッド展開では弱小メーカーは立ち行かないだろう。
だが
もちろん僕は買わない。なぜかといえば,5ピースを繫ぐ作業が面倒だから...でなく,さすがに高価過ぎるからだ。
この技術が,次世代「エクスプライド」「アドレナ」辺りに降りてくる技術であろうことは想定できる。
いやしかし。
ついこの前,31年前の雑誌で「IM6」なんて素材を採り上げた記事を紹介したが,まさに隔世の感ありである。
とりあえず,どこかで触らせてほしいな。