書棚が「とんぼ」でいっぱいになってきた。
さて,久々に「オーイ!とんぼ」ネタである。
僕のブログのフォロワーさんはけして多くない。間違っても100人居ない。居ないのに,こうした「コア」な話をするので,読者がますます困ってしまうのはわかっている。
だがしかし。僕は自分のブログで自分の感性を大事にしたい。借り物の言葉でなく,自分で13年続けてきたのだから。
35巻。累計120万部。そろそろアニメ化などの話題はないのか。
僕のようにまったくゴルフを嗜まない人間でさえ「ゴルフはこうして観るのか」などと日々感謝している。
特に,マスターズで松山英樹が優勝するときの最後のパットを沈める瞬間。僕もかなり虜になっていた。
そんな「ゴルフの魅力」を語るマンガとして唯一無二の存在だ。
さあ,物語はトヨタワールドジュニアカップで,タイのプリンが重要な場面で語っているシーンが今回のダイジェスト。
このセリフはアドラー心理学の一節だとか。
果たして20歳に満たない少女であるプリンが,読書とゴルフを結びつけ,なにより素晴らしい父に育てられているとしても,少女がこのセリフをいうのか
『巨人の星』で飛雄馬が「青春などいらん,終われ」と言ったりしたときに梶原一騎の文学というか生き様を感じたが,「とんぼ」作者も編集者も,同じように「深い洞察」でつながっているのだろうか
それにしても,重要な場面こそ「自然に同化するように」とは,「釣り」に通ずるものがありすぎる。
「釣り」はどんなにあがいても,自然相手であるからまず思うようにならない。しかし,そこに「釣果」という対価がほしいから「細い糸」を使ったりする「リスク」を支払うなど,まさに釣りそのものじゃないか
もう,このネタを何十回も書いているが,肝心の釣り仲間からはサッパリのリアクションだ。いや,哲さんだけは理解してくれたようで,たしか単行本を買っているはずだけど
まあいい。僕のブログなのだ。これは僕の感想文。それだけである。